岡山県矢掛町:国保病院の経営状況(最新・2023年度)
岡山県矢掛町が所管する病院事業「国保病院」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2023年度)
経営概観
比率の前に、損益と患者数の推移から病院の規模感と経営の流れをひと目で確認できます。
2023年度
-6,135万円
前年差 -4,569万円
2023年度
-2.53億円
前年差 -4,046万円
2023年度
1.87億円
前年差 +5,382万円
2023年度
33,532件
前年差 -1,548件
患者と収益の動き
患者数と収益を並べて見ることで、病床利用率や患者単価の背景にある変化をつかみやすくします。
2023年度
33,532件
前年差 -1,548件
2023年度
37,810件
前年差 +322件
2023年度
9.73億円
前年差 -1,538万円
2023年度
3.13億円
前年差 -1,382万円
地域において担っている役割
町内唯一の救急告示病院として町内救急搬送の90%以上を受け入れており、町民の安心・安全な医療環境に大きな役割を果たしている。また、眼科・耳鼻科・婦人科等に加え,令和元年度から精神科の開設や泌尿器科の正式標榜を行うなど地域のニーズに応じた医療の他、CT・MRI等の高度医療機器を使った高度・先進医療の提供も行っている。さらに地域包括ケアシステムの構築については、町行政等との支援会議を定期的に行うなど健全運営に取り組んでいる。感染症への対応としては、発熱外来による検査体制やワクチンの個別接種などを継続している。
経営の健全性・効率性について
本年度は病床体制の変更として、職員配置の見直しにより2階一般病床内に設置していた地域包括ケア病床14床を、8月から3階療養病床内へ移動することで、各病床の機能強化とともに患者単価の増収を図った。医業収支比率・病床利用率は類似病院との比較で一定の高水準を維持してはいるが、コロナ禍以降低下傾向となっておりコロナ禍前の水準に戻すことが第一目標となる。一方、職員給与費対医業収益比率は平均を上回っており、賃上げの流れに診療報酬改定がリンクしなければ今後一層の悪化が見込まれる。1人1日当たり収益においては、入院・外来とも類似病院を下回る水準となっている。前述の病床体制変更により、フレキシブルなベッドコントロール実現とともに収益単価の改善を目指していく。
老朽化の状況について
建物については平成17年度に大規模改築・改修工事を行なったが、建物内部の設備や器械備品については老朽化に伴う更新を進めており、今後も計画的に取り組んでいく必要がある。本年度においては当院の主燃料源であるLPガス供給設備の更新、手術部門の高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)や骨密度測定装置の更新等を行った。令和6年度は内視鏡スコープの追加、診療報酬請求システムの更新や電子カルテシステム等を電子処方せん対応とするためのシステム改修等を予定している。
全体総括
本年度については、前述の病床体制変更が入院の1日当たり収益増につながったものの、断続的なコロナ感染発生等で患者数の回復が図れず、入院・外来収益とも減となった。医業費用では、人勧の影響等による給与費の増の一方、患者数の減に伴う材料費の減がみられた。世界的物価高騰の影響もあり、経常収支比率は悪化した。病床利用率は高水準を維持しており地域での必要度は高いといえるが、今後の経営安定化には紹介患者の増など入院・外来ともに安定した患者数を確保していくとともに、給与費などを中心に費用の適正化を図り、医業収支比率の改善による累積欠損金の解消を目指す必要がある。町内唯一の公立病院として、救急医療・不採算部門への取り組みを経営バランスも考慮しつつ継続するとともに、町内医療機関や近隣の急性期病院との連携を図り、地域の中核病院としての役割を担っていく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
国保病院の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の矢掛町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。