岡山県矢掛町:国保病院の経営状況(2021年度)
岡山県矢掛町が所管する病院事業「国保病院」について、2021年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2021年度)
経営概観
比率の前に、損益と患者数の推移から病院の規模感と経営の流れをひと目で確認できます。
2021年度
-335万円
前年差 +3,029万円
2021年度
-2.06億円
前年差 -925万円
2021年度
1.47億円
前年差 +1,161万円
2021年度
37,170件
前年差 -616件
患者と収益の動き
患者数と収益を並べて見ることで、病床利用率や患者単価の背景にある変化をつかみやすくします。
2021年度
37,170件
前年差 -616件
2021年度
37,498件
前年差 -781件
2021年度
9.75億円
前年差 -2,570万円
2021年度
3.04億円
前年差 -51.2万円
地域において担っている役割
町内唯一の救急告示病院として町内救急搬送の90%以上を受け入れており、町民の安心・安全な医療環境に大きな役割を果たしている。また、眼科・耳鼻科・婦人科等に加え,令和元年度から精神科の開設や泌尿器科の正式標榜を行うなど地域のニーズに応じた医療の他、CT・MRI等の高度医療機器を使った高度・先進医療の提供も行っている。さらに地域包括ケアシステムの構築については、町行政等との支援会議を定期的に行うなど健全運営に取り組んでいる。新型コロナウイルス感染症への対応としては、発熱外来による検査体制等を継続する一方、ワクチン集団接種については1・2回目の集団接種や3回目以降の個別接種につき町行政と連携して対応している。
経営の健全性・効率性について
コロナ禍での受診控えや感染対策上の患者数調整等の影響で経営的には厳しい局面であるが、医業収支比率・病床利用率は類似病院との比較で高い水準を維持している。一方、職員給与費対医業収益比率においては悪化傾向にあるため、収益に見合った給与費構成を目指して検討したい。1人1日当たり収益においては、入院・外来とも類似病院を下回る水準となっており、改善が可能かどうかを分析する必要がある。
老朽化の状況について
建物については平成17年度に大規模改築・改修工事を行なったが、建物内部の設備や器械備品については老朽化に伴う更新を進めており、今後も計画的に取り組んでいく必要がある。本年度においてはナースコール端末設備や、多項目自動血球分析装置、手術室・外来の無影灯の更新等を行った。令和4年度は院内ネットワーク設備や眼科眼底像撮影装置、心電計の更新等を予定している。
全体総括
本年度については、コロナ禍及び年度末に発生したクラスターの影響により入院・外来収益が落ち込んだ一方、コロナワクチン接種受託収入があったことで経常収支比率はやや改善した。ただし、変異株で需要が増した発熱外来の対応に伴う当直人員強化や電子カルテのクラウド化に伴う保守経費の増等により医業費用が増加した。病床利用率は高水準を維持しており必要度は高いといえるが、今後の経営安定化には紹介患者の増など入院・外来ともに安定した患者数を確保していくとともに、給与費などを中心に費用の適正化を図り、医業収支比率の改善と累積欠損金の解消を目指す必要がある。町内唯一の公立病院として、救急医療・不採算部門への取り組みを経営バランスも考慮しつつ継続するとともに、町内医療機関や近隣の急性期病院との連携を図り、地域のに応えられるよう努める。中核病院としての役割を担っていく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
国保病院の2021年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の矢掛町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。