長崎県長崎県病院企業団:上五島病院の経営状況(最新・2024年度)
長崎県長崎県病院企業団が所管する病院事業「上五島病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
経営概観
比率の前に、損益と患者数の推移から病院の規模感と経営の流れをひと目で確認できます。
2024年度
-5.57億円
前年差 -3.53億円
2024年度
-10.9億円
前年差 -3.24億円
2024年度
0円
前年差 0円
2024年度
41,010件
前年差 -2,129件
患者と収益の動き
患者数と収益を並べて見ることで、病床利用率や患者単価の背景にある変化をつかみやすくします。
2024年度
41,010件
前年差 -2,129件
2024年度
147,993件
前年差 -8,787件
2024年度
17.4億円
前年差 -7,618万円
2024年度
14.9億円
前年差 -4,828万円
地域において担っている役割
上五島医療圏で唯一の入院機能を有する中核病院として、急性期医療をはじめ、小児・周産期、精神、救急、へき地医療を提供し、第二種感染症指定医療機関、災害拠点病院、がん診療離島中核病院の機能を担っている。令和7年3月からは、患者数の減少等を受け、医療の効率化を図るために4階病棟を休床とし、急性期60床・地域包括ケア病棟50床の体制で運営している。地域の医療ニーズに応じた病床機能の見直しを進めるとともに、基幹病院と附属診療所それぞれの特徴を活かし、地域に信頼される安定的で質の高い医療の提供を目指している。また、人工透析や訪問看護・在宅医療の提供など、住み慣れた地域で安心して暮らせる医療体制の充実にも取り組んでいる。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は前年度から大幅に悪化し88.6%となり、類似病院平均値を下回った。主因は給与費・材料費・経費の増加である。②医業収支比率および修正医業収支比率も前年度から悪化し、類似病院の水準を下回った。④病床利用率は前年度より悪化し、類似病院平均も下回った。想定以上の入院患者の減少等の影響があり、このため3月より4階病棟を休床し110床とした⑤入院患者1人1日あたりの単価は前年度より改善し、類似病院を上回った⑥外来患者1人1日当たり収益は全国平均より1,680円下回った。⑦職員給与費対医業収益比率は給与改定の影響で72.7%まで大幅に上昇し、類似病院平均も上回った。⑧材料費対医業収益比率は物価上昇と医業収益の悪化が重なり23.0%まで上昇し、前年度および類似病院を大きく上回った。
老朽化の状況について
当院は昭和61年建築で、施設全体の老朽化が進んでいる。①有形固定資産減価償却率および②器械備品減価償却率は前年度と同水準だが、両方とも類似病院平均を下回った。③1床当たりの有形固定資産は前年度より減少したものの、類似病院の平均を上回った。耐用年数を超過した器械が多く、更新の必要性は高いものの、経営状況を踏まえ新規の購入は抑制している。なお、新病院建設には当初想定を上回る費用が見込まれるため、現病院の設備については必要最低限の修繕・改修にとどめる方針である。更新の時期にあたる医療器械等については、購入費用と移設費用を総合的に勘案しコスト削減に努めていく。
全体総括
令和6年度は約5億円の損失となった。新型コロナウイルス感染症拡大以降、患者数の減少が想定を上回り、入院収益は悪化した。外来についても、発熱外来の減少に伴い患者数・外来収益ともに減少した。一方、費用面では給与改定により職員給与費が大幅に増加し、加えて物価高騰による材料費・燃料費・光熱水費・委託料なども全般的に上昇した。その結果、前年度比で約2億円の費用増となった。このように、収益の減少と費用の増加が同時に進行する厳しい経営状況にある。今後は収益規模に見合った費用構造への見直しを進め、職員の勤務形態の見直しや、運営体制の再検討を行い、総合的な経営改善に取り組んでいく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
上五島病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の長崎県病院企業団リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。