愛知県みよし市:みよし市民病院の経営状況(最新・2024年度)
愛知県みよし市が所管する病院事業「みよし市民病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度
経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
みよし市民病院は、西三河北部医療圏(みよし市・豊田市)において、急性期から慢性期まで幅広い病期に対応する地域医療の拠点病院です。院内には、急性期治療を担う一般病床に加え、在宅復帰を支援する地域包括ケア病床、長期療養に対応する療養病床を備えており、患者様の状態に応じた適切な医療を提供できる体制を整えています。また、近隣の高度急性期病院やかかりつけ医との連携はもちろんのこと、併設する訪問看護ステーションや健診部門、地域包括支援センターとも密に連携し、予防・医療・介護が一体となったサービス提供に努めています。今後も、外来・入院から在宅療養まで「切れ目のない医療」を提供することで、市民の皆様が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、地域完結型医療の推進に貢献していきます。
経営の健全性・効率性について
「①経常収支比率」は92.7%で、物価高騰や人件費増等の影響により前年から低下しました。「②医業収支比率」等は類似病院平均を下回っていますが、「④病床利用率」は86.8%と前年より上昇し、類似病院平均を大きく上回る高水準を維持しています。また、入院・外来単価も増加しており、地域医療拠点としての診療機能は十分に発揮されています。しかし、「⑦職員給与費対医業収益比率」が74.1%と依然として高く、増収分を費用の増加が相殺している状況です。今後は、高い病床稼働を維持しつつ、経費の適正化による効率的な病院運営に努める必要があります。
老朽化の状況について
平成13年の新築移転から23年が経過し、建物や付帯設備等の経年劣化が全体的に進行しています。「①有形固定資産減価償却率」は65.6%で、前年(65.3%)とほぼ同水準で推移しており、依然として法定耐用年数の半分以上を経過した資産が高い割合を占めています。一方、「②器械備品減価償却率」については69.7%(前年65.3%)へと上昇しており、医療機器の老朽化が進んでいる状況が見受けられます。今後も、地域住民の皆様に安全で質の高い医療を持続的に提供していくためには、診療機能の維持が不可欠です。そのため、策定した中長期的な計画に基づき、日々の適切な維持管理を行うとともに、優先順位を見極めながら施設や医療機器の計画的な更新を着実に進めていきます。
全体総括
安定した病院経営のためには医師をはじめとした医療スタッフの確保が重要であり、院内保育所の活用などによる人材確保に努めています。また、平成13年の新築移転から施設や設備の老朽化が進んでいることから、計画的な改修や更新を進めています。病院経営においては、「みよし市民病院経営強化プラン2023」に基づき、病院一丸となって経営強化に取り組んできました。その結果、令和6年度は病床利用率が前年度より大きく向上するなど、地域医療の拠点として多くの患者を受け入れる体制が整いつつあります。一方で、昨今の物価高騰や職員給与費の増加などにより必要経費も上昇しており、依然として経営環境は厳しさを増しています。今後も一層の医療の質とサービスの向上に努めるとともに、効率的な運営に取り組み、地域に必要とされる医療の提供を継続していきます。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
みよし市民病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部のみよし市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。