村上市：簡易水道事業（法適用）【地方財政ダッシュボード】

経営比較分析表（2016年度）

経営の健全性・効率性について

経常収支比率は、昨年度よりも改善しているものの、以前、流動比率とともに類似団体平均値を下回っていることから、更なる経営の効率化を図り、現在進めている従量料金の統一により、収入の確保に努める必要があります。また、企業債残高対給水収益比率については、類似団体平均値より大幅に悪いため、企業債残高の削減に向け借入額の抑制に努めます。

老朽化の状況について

管路経年化率、有形固定資産減価償却率を見ると類似団体平均値と比べ施設、管路等の老朽化は進んでいませんが、今後管路等の経年化が進むことが予想されているため、計画的に更新を行います。

全体総括

平成28年度に策定した経営戦略に基づき、効率的な経営行い、安定した収入の確保に努めます。また、経営戦略の進捗管理を行い、適宜見直すことで、より実効性を高めます。依然として有収率が90%を下回る状況のため、漏水調査等を行い、有収率の更なる向上に努めます。老朽管等の施設更新については、計画的に実施し、新規企業債発行額の抑制を図ります。広域的な事業の取組としては、県や近隣事業体と情報共有し、本市として取り組める事業について研究します。

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