高根沢町：公共下水道【地方財政ダッシュボード】

経営比較分析表（2014年度）

経営の健全性・効率性について

本町の小規模集合排水処理事業は整備済であり,「⑧水洗化率」も100％と処理区域内の全世帯が接続済です。一方、処理区域内の世帯数が少ないことから料金収入が限られており、突発的な修繕等で経費がかさむことにより、使用料で回収すべき経費をどの程度使用料で賄えているかを表す指標である、「⑤経費回収率」や汚水処理にかかるコストを示す、「⑥汚水処理原価」は553円（前年比+347円）とばらつきがみられます。また、料金収入や一般会計からの繰入金等の総収益で、総費用に地方債償還金を加えた費用をどの程度賄えているかを表す指標である、「①収益的収支比率」は、86.98％と100％を下回っており単年度収支は赤字となっています。

老朽化の状況について

本町の下水道施設は比較的新しいものですが、今後施設の老朽化が進み、さらに施設の修繕や更新が必要になってきます。

全体総括

水洗化率は100％であり、収入は横ばいもしくは人口減少等により減収が見込まれますので、計画的な維持管理と効率的な運営により費用の削減及び平準化を目指していきます。また今後予定している法適用により、詳細な分析等を実施し、経営改善に向けた取組を行っていきます。

高根沢町：公共下水道

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