大洲市:簡易水道事業(法適用)

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経営比較分析表(2015年度)

経営の健全性・効率性について

H27.6月の料金改定により、経常収支比率及び料金回収率が増加し平均値を上回った。しかし、給水量は減少傾向にあるため、今後も料金設定の妥当性や経費抑制策等について検討し、より効率的で安定した経営基盤の確立を図る必要がある。流動比率については、未払金の増加によるが、請求日と決算日との都合による未払金のため事業への影響はない。企業債残高対給水収益比率は、減少傾向だが今後河川改修事業及び更新事業等により、企業債が増加する見込である。施設利用率については平均値を下回っており、減少傾向である。今後は、給水人口、給水量の減少を踏まえ、適正な施設規模への見直しを検討していく必要がある。有収率は平均値を下回っているが、漏水調査の強化、老朽管更新を計画的に行っており上昇傾向である。

老朽化の状況について

現在、多くの施設や管路の更新時期を迎えており、老朽化度合いは平均値を上回っている。財政状況も考慮しつつ、有収率低迷の主原因でもある老朽管の更新を耐震化と併せて計画的に行っている。

全体総括

経営の健全性については、料金改定や企業債残高の減少傾向などにより、良好となったが、給水人口や給水量は減少傾向にあり、老朽施設の更新時期を迎えているため、長期的に見ると厳しい状況となることが予想される。今後も長期的計画の基、有収率向上に向けた老朽管の更新及び施設整備を行い、より効率的・効果的な事業運営を図っていく。

類似団体【A5】

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