小国町:公共下水道

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2014年度)

経営の健全性・効率性について

〈収益の分析〉経費回収率が100%未満であるが、整備途中のため処理施設の未利用分(処理水量と処理能力の差)が収益不足となっている。充足していない使用料金は、今後の整備と水洗化率の向上により改善される。なお、類似団体と比べ、経費回収率は平均値より高いものの、水洗化率が平成26年度に下回ったことから、下水道への加入を促進して使用料収入の増加を図る必要がある。〈企業債残高の分析〉処理施設の長寿命化対策のため、平成26年度に借入した企業債により対事業規模比率が上昇した。今後5年は、横ばいで推移する見込み。〈施設稼働の分析〉平成26年度末の全体計画に占める整備状況に水洗化率を乗じた加入規模の施設利用率62.29%と実際の施設利用率がおおむね等しいことから、有効に稼働しているといえる。整備率、水洗化率を上げることにより、より改善が図られる。〈経営の健全性・効率性〉平成26年度末現在の状況は、整備に応じた施設利用がされており効率の良い状況である。一方で、これまで水洗化率は類似団体の平均値より高かったが、平成26年度では、逆転している。平成25年度に本町では事業計画の拡大をしていることなどから、単純比較はできないものの収支の改善等を図るには、水洗化率の向上を図る必要がある。

老朽化の状況について

・管渠は、平成4年から布設を行っているものの、耐用年数には達していないため、更新(改善)を行っていない。

全体総括

平成4年度に工事着手・平成11年度に供用を開始した本町の下水道は、平成26年度末で全体計画比78.9%の整備状況にある。一方で、水洗化状況は全体計画人口比75.4%で、整備率より下回るものの、整備に合わせて水洗化が図られている。建設初期に耐用年数の長い管渠を整備していることから、現在のところ耐用年数を迎えた管渠はないものの、全国的に問題となっている管の腐食などに対応するための管更新、終末処理場の長寿命化対策に係る費用が、経営に大きく影響することが見込まれる。平準化を図りながらも未整備地域の早期完成を図り、水洗化率の向上による収益を確保して維持管理に努めていくことが必要である。

類似団体【Cd2】

夕張市 美唄市 芦別市 赤平市 三笠市 砂川市 歌志内市 長万部町 南幌町 奈井江町 長沼町 栗山町 新十津川町 上川町 美瑛町 上富良野町 下川町 美深町 浜頓別町 枝幸町 興部町 雄武町 大空町 洞爺湖町 むかわ町 浦河町 新得町 清水町 大樹町 広尾町 本別町 浦幌町 厚岸町 標茶町 弟子屈町 つがる市 鶴田町 六戸町 おいらせ町 大船渡市 陸前高田市 雫石町 金ケ崎町 平泉町 大槌町 登米市 村田町 川崎町 丸森町 大和町 加美町 北秋田市 仙北市 小坂町 五城目町 八郎潟町 美郷町 村山市 長井市 高畠町 川西町 小国町 白鷹町 庄内町 遊佐町 猪苗代町 西郷村 那珂市 稲敷市 小美玉市 城里町 境町 ひたちなか・東海広域事務組合 益子町 甘楽町 板倉町 寄居町 箱根町 阿賀野市 佐渡市 南魚沼市 阿賀町 湯沢町 砺波市 南砺市 珠洲市 羽咋市 かほく市 越前町 美浜町 高浜町 山梨市 韮崎市 身延町 忍野村 山中湖村 富士河口湖町 駒ヶ根市 大町市 飯山市 東御市 軽井沢町 御代田町 富士見町 辰野町 箕輪町 南箕輪村 中川村 木曽町 白馬村 信濃町 下呂市 関ケ原町 坂祝町 川辺町 八百津町 御嵩町 御前崎市 小山町 いなべ市 高島市 米原市 日野町 多賀町 西脇市 加西市 養父市 朝来市 淡路市 宍粟市 加東市 多可町 播磨高原広域事務組合(事業会計分) 明日香村 吉野町 白浜町 岩美町 雲南市 美作市 和気町 早島町 矢掛町 吉備中央町 庄原市 江田島市 北広島町 美祢市 吉野川市 善通寺市 多度津町 豊前市 吉野ヶ里町 壱岐市 阿蘇市 豊後高田市 国東市 西都市 出水市 和泊町 知名町