事業・施設概要
| 都道府県 | 山形県 | 経営主体 | 小国町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | Cd2 |
| 行政区域内人口 | 8,195人 | 現在処理区域内人口 | 4,806人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 3,469人 | 現在処理区域面積 | 202ha |
| 晴天時現在処理能力 | 2,200m³/日 | 下水管布設延長 | 37km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
〈収益の分析〉経費回収率が100%未満であるが、整備途中のため処理施設の未利用分(処理水量と処理能力の差)が収益不足となっている。充足していない使用料金は、今後の整備と水洗化率の向上により改善される。なお、類似団体と比べ、経費回収率は平均値より高いものの、水洗化率が平成26年度に下回ったことから、下水道への加入を促進して使用料収入の増加を図る必要がある。〈企業債残高の分析〉処理施設の長寿命化対策のため、平成26年度に借入した企業債により対事業規模比率が上昇した。今後5年は、横ばいで推移する見込み。〈施設稼働の分析〉平成26年度末の全体計画に占める整備状況に水洗化率を乗じた加入規模の施設利用率62.29%と実際の施設利用率がおおむね等しいことから、有効に稼働しているといえる。整備率、水洗化率を上げることにより、より改善が図られる。〈経営の健全性・効率性〉平成26年度末現在の状況は、整備に応じた施設利用がされており効率の良い状況である。一方で、これまで水洗化率は類似団体の平均値より高かったが、平成26年度では、逆転している。平成25年度に本町では事業計画の拡大をしていることなどから、単純比較はできないものの収支の改善等を図るには、水洗化率の向上を図る必要がある。
老朽化の状況について
・管渠は、平成4年から布設を行っているものの、耐用年数には達していないため、更新(改善)を行っていない。
全体総括
平成4年度に工事着手・平成11年度に供用を開始した本町の下水道は、平成26年度末で全体計画比78.9%の整備状況にある。一方で、水洗化状況は全体計画人口比75.4%で、整備率より下回るものの、整備に合わせて水洗化が図られている。建設初期に耐用年数の長い管渠を整備していることから、現在のところ耐用年数を迎えた管渠はないものの、全国的に問題となっている管の腐食などに対応するための管更新、終末処理場の長寿命化対策に係る費用が、経営に大きく影響することが見込まれる。平準化を図りながらも未整備地域の早期完成を図り、水洗化率の向上による収益を確保して維持管理に努めていくことが必要である。
経営状況
収支構造
総額2.0億円
総額1.1億円