岩手県雫石町:公共下水道の経営状況(最新・2024年度)
岩手県雫石町が所管する下水道事業「公共下水道」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は100%を超え黒字経営となりました。これは修繕費や点検費用等、維持管理費は増加となりましたが、それ以上に使用料改定により使用料収入が増加したことによるものです。今後も人口減少が続き経営状況が厳しくなると推測されますが、維持管理費の抑制に努め、事業の見直し等を図り、定期的に使用料改定を検討することで、健全な経営を維持する必要があります。流動比率は短期支払能力を表す指標で、100%以上である事が望ましいとされています。比率の推移が徐々に上昇してきていますが、未だ低水準にあるため、使用料収入を増やし現金所持の割合を上げ、支払能力を高めていく必要があります。企業債残高対事業規模比率は、企業債償還に要する資金の一部を一般会計等において負担することを定めていることから、令和6年度の計算からその数字を反映したので下がっています。経費回収率は、使用料収入で維持管理費をどの程度賄えているかを表す指標で、100%以上である事が望ましいとされており、令和5年度までは100%前後となっていましたが、令和6年度は109.37%と100%を大きく超えました。これは使用料改定により収入が増加したことによるものです。今後も物価高騰等による維持管理費の増加や、人口減少による使用料収入の減少が見込まれますが、経費回収率100%以上を継続する必要があります。汚水処理原価は、汚水1㎥当たりの処理費用を表した指標です。人口減少等の影響で有収水量が年々減少してきており、今後処理原価が上昇していくと推測されます。水洗化率は、処理区域内人口のうち、実際に水洗化し汚水処理している人口の割合を表した指標です。当町では費用負担の重さや高齢化による工事の先送り等により、今後も水洗化率の上昇は難しい状況にあります。
老朽化の状況について
耐用年数を超過している施設等はまだありませんが、多くの施設等が耐用年数の半分を超過しており、今後さらに有形固定資産減価償却率が上昇していくことが推測されます。令和3年度にストックマネジメント計画を策定し、今後は策定した計画に沿って、施設の更新等を行っていきます。
全体総括
現在、収入は自主財源が乏しく現金化できる資産も少ないことから、一般会計からの繰入に依存している状況にあります。また、公共下水道への新規接続はあるものの、人口減少により有収水量の増加も多くは見込めない状況にあり、使用料改定以外の方法による収入の増加は難しい状況です。支出は、耐用年数を超過した施設等はありませんが、耐用年数の半分を超過した施設が多くあり、今後も維持管理に係る経費の増加や更新に伴う企業債残高の増加などが懸念されます。これらの課題を解消するため、定期的に適正な使用料改定の検討を行い、ストックマネジメント計画に基づいて施設の更新や維持管理に努めていく必要があります。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
公共下水道の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の雫石町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。