事業・施設概要
| 都道府県 | 山形県 | 経営主体 | 白鷹町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Cd1 |
| 行政区域内人口 | 12,136人 | 現在処理区域内人口 | 5,325人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 5,101人 | 現在処理区域面積 | 350ha |
| 晴天時現在処理能力 | 5,400m³/日 | 下水管布設延長 | 91km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は、使用料収入等で維持管理費や支払利息等の費用を賄えていないため、100%を超えず平均値を下回った。使用料収入は減少傾向にあることから、更なる経営努力が必要である。③流動比率は、建設改良費に充てた企業債償還金の割合が大きいため、短期での支払能力が乏しく、平均値を下回っている。④企業債残高対事業規模比率は、企業債残高が大きいため平均値を上回っている。⑤経費回収率は、平均値を下回っているため、今後の厳しい経営環境を踏まえ、徹底した費用の削減等、適正な事業運営に努めなければならない。⑥汚水処理原価は、有収率が低く、汚水処理費が大きいことから、平均値を上回っている。⑦施設利用率は、処理水量が増加していることから、上昇傾向で推移している。⑧水洗化率は、増加傾向にあり、平均値を上回っている。安定した収入を確保するためにも、今後も接続促進に努めなければならない。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、令和6年度の地方公営企業法適用の際、法適用前の減価償却累計額を控除した額を年度開始時点の資産として計上したため、減価償却累計額が小さく、平均値を下回っている。②管渠老朽化率及び管渠改善率は、法定耐用年数を超えている管渠が無いため、平均値を下回っている。今後、処理場やポンプ場も含め、施設や管渠の老朽化による更新費用の増加が懸念される。今後策定するストックマネジメント計画により、施設や管渠の状態を予測しながら、計画的かつ効率的に管理を行うとともに、平準化を考慮した更新工事を実施していく必要がある。
全体総括
人口減少による使用料収入の減少や施設や管渠の老朽化による更新費用の増加が懸念される中で、下水道事業の持続と安定した経営が求められている。そのためには、下水道事業経営戦略による中長期的な財政マネジメントや広域化・共同化による経営基盤の強化、ストックマネジメント計画による効率的な施設管理など、有効な施策をより強力に実行していく必要がある。また、下水道事業は事業の性質上、繰出基準に基づく一般会計繰出が他事業に比べ充実しているが、独立採算の原則のもと、一般会計からの繰入金には過度に依存せず使用料収入で経費を賄えるように努める必要がある。
経営状況
収支構造
総額3.2億円
総額3.3億円