赤穂市:簡易水道事業(法適用)

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経営比較分析表(2014年度)

経営の健全性・効率性について

人員の削減、民間への業務委託の見直し等により経費を削減した結果、経常収支比率は117.68%となり、類似団体と比較しても健全な経営となっている。平成26年度の新会計制度移行に伴い、給水原価から長期前受金戻入を控除するようになったため料金回収率及び給水原価の数値が大きく変動しているが、これまでの方法と同様に、長期前受金戻入を控除しない場合の料金回収率は98.12%、給水原価は67.07円であり、厳しい経営状況である。安全・安心な水道水の供給を維持するため、老朽施設の更新、耐震化、高度浄水処理施設の設置、監視体制の強化等への取組みが急務であり、そのための財源確保が必要である。しかしながら、人口減少等により水道料金収入や施設利用率が減少することが予想されるため、料金水準を見直す一方で、施設の統廃合等による合理化・効率化を図り、更なる経営改善を進める必要がある。

老朽化の状況について

平成25年度に水道ビジョンを策定し、老朽施設の更新及び耐震化等の計画をたて、順次整備を行っている。その結果、平成25年度から管路更新率は上昇したが、それ以上に法定耐用年数を超えた水道管延長が増えたため、管路経年化率が上昇している。引き続き水道ビジョンに従い、施設の統廃合等を含めた効率的な整備を進めていく必要がある。

全体総括

経営基盤の強化、老朽施設の更新、地震災害に備えた耐震化等の危機管理の強化が急務である状況のなか、安全でおいしい水道水の供給を維持するため、水道ビジョンに従い更なる合理化・効率化を図り、併せて料金水準の見直し等を行い、財源を確保する必要がある。今後、経営戦略の策定について検討を行い、経営基盤強化と財政マネジメントの向上を図っていく。

類似団体【A5】

網走市 稚内市 登別市 伊達市 北斗市 音更町 黒石市 三沢市 津軽広域水道企業団 久慈市 釜石市 滝沢市 白石市 岩沼市 栗原市 柴田町 亘理町 利府町 富谷町 能代市 湯沢市 大仙市 新庄市 寒河江市 上山市 東根市 南陽市 喜多方市 二本松市 南相馬市 双葉地方水道企業団 下妻市 常陸太田市 北茨城市 坂東市 かすみがうら市 桜川市 行方市 鉾田市 つくばみらい市 小美玉市 東海村 阿見町 矢板市 さくら市 壬生町 芳賀中部上水道企業団 みどり市 玉村町 大泉町 伊奈町 三芳町 毛呂山町 小川町 上里町 寄居町 宮代町 杉戸町 市原市 鴨川市 富津市 八街市 富里市 いすみ市 八匝水道企業団 三浦市 南足柄市 小千谷市 十日町市 糸魚川市 阿賀野市 佐渡市 魚沼市 魚津市 氷見市 滑川市 砺波市 かほく市 能美市 津幡町 山梨市 東部地域広域水道企業団 小諸市 駒ヶ根市 中野市 瑞浪市 恵那市 瑞穂市 本巣市 海津市 熱海市 御前崎市 菊川市 伊豆の国市 牧之原市 函南町 長泉町 吉田町 新城市 高浜市 岩倉市 あま市 蟹江町 武豊町 幸田町 亀山市 いなべ市 菰野町 高島市 愛知郡広域行政組合(事業会計分) 京丹後市 精華町 島本町 熊取町 赤穂市 西脇市 小野市 加西市 篠山市 朝来市 宍粟市 加東市 猪名川町 稲美町 播磨町 太子町 葛城市 田原本町 広陵町 海南市 倉吉市 浜田市 益田市 安来市 雲南市 斐川宍道水道企業団 井原市 備前市 瀬戸内市 赤磐市 浅口市 府中市 三次市 萩市 光市 長門市 小松島市 吉野川市 阿波市 藍住町 善通寺市 東かがわ市 八幡浜市 大洲市 伊予市 西予市 東温市 松前町 南国市 田川市 八女市 筑後市 大川市 古賀市 嘉麻市 みやま市 宇美町 篠栗町 志免町 粕屋町 岡垣町 苅田町 武雄市 西佐賀水道企業団 島原市 平戸市 長与町 時津町 八代市 人吉市 玉名市 菊池市 宇城市 益城町 日田市 臼杵市 日南市 指宿市 日置市 曽於市 志布志市 奄美市 石垣市 南城市 読谷村 西原町