東海村:公共下水道

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経営比較分析表(2015年度)

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率は,前年度より1.49下がりました。要因として主な償還が終期を迎え,元金償還が増加していることが考えられます。償還金は,将来的に減少が見込まれますが,更に経営改善に向けた取組を進める必要があります。④企業債残高対事業規模比率は,料金収入に対する残高の割合で,類似団体と比べても低くなっております。その要因としては,借入れ分が償還分に比べ減少していることが考えられます。企業債は将来的に更新費分が増大していくことが見込まれており,今後は残高が増大しないように年間の償還額と借入額のバランスが必要になると考えられます。⑤経費回収率は全国平均に比べて良好なものの,使用料で維持管理費全体を賄えてない状況にあることから,経費の徹底的な抑制を図る一方,使用料の適正化を図る必要があります。⑥汚水処理原価は,汚水1㎥を処理するのに何円かかるかを表しております。全国平均に比べて安いものの,経費の徹底的な抑制を図る一方,使用料の適正化を図る必要があります。⑧水洗化率は,下水道を利用可能な人と実際に利用している人との比率であり,昨年より0.65下がりました。これは26年度に供用を開始した面積が大きい一方,接続は順次接続していくためであります。全国平均に比べて遥かに良好なものの,未水洗化の住宅がある状況にあることから,下水接続に取り組む必要があります。

老朽化の状況について

③管渠改善率の指数は,類似団体と比較して高い数値となっております。その要因としては,東日本大震災の災害復旧で管渠の更新を行った影響が考えられます。本来の管渠の更新・改良の時期には到達していませんが,痛んだ管渠もあることから,27年度に策定した長寿命化計画に基づき28年度から適時,更新・改良を進めていきます。

全体総括

汚水処理費は,維持管理費(管渠費その他)と資本費(汚水に係る地方債等利息及び地方債償還金)に分けられます。東海村は事業開始から約30年弱経過し,今後維持管理費は管渠の老朽化で費用が増大していくことが想定されます。しかし,資本費は開始から30年を経過しますので当初投資分の起債償還元金が次々減少していきます。今後は増大する維持管理費を平準化し,汚水修理費が急激に変化しないように資産の維持を図らなければなりません。

類似団体【Cc2】

富良野市 七飯町 八雲町 せたな町 倶知安町 余市町 鷹栖町 増毛町 斜里町 新ひだか町 足寄町 黒石市 三沢市 つがる市 平川市 藤崎町 大鰐町 田舎館村 板柳町 久慈市 紫波町 岩泉町 白石市 角田市 登米市 栗原市 亘理町 松島町 美里町 男鹿市 湯沢市 鹿角市 由利本荘市 潟上市 大仙市 にかほ市 新庄市 南陽市 山辺町 中山町 河北町 大江町 白河市 喜多方市 相馬市 二本松市 二本松市 伊達市 本宮市 桑折町 国見町 鏡石町 南会津町 会津坂下町 棚倉町 三春町 下妻市 常総市 常陸太田市 常陸大宮市 坂東市 つくばみらい市 大洗町 東海村 矢板市 さくら市 上三川町 高根沢町 藤岡市 富岡市 安中市 みどり市 吉岡町 玉村町 千代田町 大泉町 邑楽町 羽生市 滑川町 嵐山町 小川町 川島町 吉見町 館山市 旭市 八街市 大網白里市 日の出町 中井町 大井町 松田町 山北町 加茂市 妙高市 魚沼市 胎内市 魚津市 滑川市 黒部市 小矢部市 中新川広域行政事務組合 七尾市 輪島市 小浜市 永平寺町 富士吉田市 中央市 市川三郷町 富士川町 昭和町 小諸市 宮田村 松川町 池田町 小布施町 山ノ内町 中津川市 美濃市 羽島市 飛騨市 岐南町 笠松町 養老町 安八町 北方町 下田市 湖西市 吉田町 新城市 田原市 大口町 幸田町 伊賀市 木曽岬町 東員町 菰野町 朝日町 川越町 綾部市 宮津市 南丹市 久御山町 井手町 宇治田原町 与謝野町 岬町 河南町 千早赤阪村 洲本市 相生市 小野市 稲美町 上郡町 新温泉町 五條市 葛城市 宇陀市 大淀町 下市町 境港市 八頭町 日吉津村 笠岡市 井原市 浅口市 府中市 三次市 熊野町 坂町 柳井市 田布施町 平生町 宇部・阿知須公共下水道組合 琴平町 宇和島市 大洲市 東温市 内子町 安芸市 香美市 いの町 みやま市 久山町 岡垣町 筑前町 鹿島市 川棚町 佐々町 宇城市 大津町 御船町 中津市 佐伯市 杵築市 宇佐市 日出町 小林市 高鍋町 鹿屋市 日置市 いちき串木野市 宮古島市 読谷村