大洲市:公共下水道

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経営比較分析表(2016年度)

経営の健全性・効率性について

当市の公共下水道の整備率は、平成28年度末現在で54.5%と低く、現在も面整備を進めているところである。収益的収支比率は、依然として50%を割り込んでおり、総収益で総費用及び地方債償還金を賄えていない状況である。今後も面整備に伴う地方債償還金が増加していくことから、当面、大きく改善する見込みは少ないものの、引き続き経費削減や接続率向上を図っていく。企業債残高対事業規模比率は、前年より低下しているが、これは分流式下水道経費算定方法の変更等により一般会計負担額が増加したことによるものであり、大幅な企業債残高の減少や使用料収入の増加があったものではない。今後も面整備や施設の改築更新に伴う企業債の借入が続くことから同水準での推移が見込まれる。なお、経費回収率を始めとする他の比率については、類似団体平均より低水準となっているものの、前年と比較すると改善傾向にある。今後も面整備の進捗に伴って接続率が向上することで、改善が図られるものと期待している。

老朽化の状況について

当該事業の供用開始は、肱南処理区が平成7年度、肱北処理区が平成20年度である。汚水管渠については、耐用年数が50年とされていることから、現時点での更新工事の必要性は低い。処理場については、肱南浄化センターにおいて建築後20年以上が経過し、施設の経年劣化や設備の機能低下が生じていることから、平成23年度より長寿命化事業を実施しているところである。また、雨水ポンプ場及び肱北浄化センター等の施設の老朽化等に対応するため、ストックマネジメント実施計画の策定作業を進めており、今後も計画的な改築更新を行うこととしている。

全体総括

当該事業の経営状況は、健全性・効率性ともに類似団体の平均を下回る状況となっている。これを改善し、健全で安定した下水道経営を目指すため、全体計画区域の縮小や事業計画区域の拡大による事業規模の適正化を図っている。また、維持管理費の削減に努めるとともに、戸別訪問等による接続促進や水洗化費用の融資あっせん等を行うことで接続率向上を図り、使用料収入の増加を目指している。今後においても、国庫補助事業を活用して、計画的な面整備や改築更新事業を推進し、将来における財政負担の軽減を図るものである。

類似団体【Cc2】

富良野市 七飯町 八雲町 せたな町 倶知安町 余市町 増毛町 斜里町 新ひだか町 足寄町 黒石市 三沢市 平川市 藤崎町 大鰐町 田舎館村 板柳町 五戸町 久慈市 岩泉町 白石市 角田市 栗原市 亘理町 松島町 涌谷町 美里町 男鹿市 湯沢市 鹿角市 由利本荘市 大仙市 にかほ市 新庄市 南陽市 山辺町 中山町 河北町 大江町 金山町 尾花沢市大石田町環境衛生事業組合(事業会計分) 白河市 喜多方市 相馬市 二本松市 二本松市 伊達市 本宮市 桑折町 国見町 鏡石町 南会津町 会津坂下町 棚倉町 三春町 下妻市 常総市 常陸太田市 常陸大宮市 坂東市 つくばみらい市 大洗町 東海村 矢板市 さくら市 上三川町 高根沢町 藤岡市 富岡市 安中市 みどり市 吉岡町 玉村町 千代田町 大泉町 邑楽町 滑川町 嵐山町 小川町 川島町 吉見町 館山市 旭市 八街市 大網白里市 日の出町 中井町 松田町 山北町 小千谷市 加茂市 糸魚川市 妙高市 胎内市 魚津市 滑川市 黒部市 小矢部市 入善町 中新川広域行政事務組合 七尾市 輪島市 小浜市 永平寺町 中央市 市川三郷町 富士川町 昭和町 小諸市 宮田村 松川町 小布施町 中津川市 美濃市 羽島市 飛騨市 郡上市 岐南町 笠松町 養老町 安八町 北方町 下田市 湖西市 吉田町 常滑市 新城市 田原市 大口町 幸田町 亀山市 伊賀市 木曽岬町 東員町 菰野町 朝日町 川越町 綾部市 宮津市 京丹後市 南丹市 久御山町 井手町 宇治田原町 与謝野町 岬町 河南町 千早赤阪村 洲本市 相生市 小野市 稲美町 上郡町 五條市 葛城市 宇陀市 大淀町 かつらぎ町 九度山町 境港市 八頭町 日吉津村 井原市 浅口市 府中市 三次市 熊野町 坂町 柳井市 田布施町 平生町 琴平町 宇和島市 大洲市 伊予市 東温市 内子町 安芸市 宿毛市 香美市 いの町 柳川市 行橋市 みやま市 久山町 水巻町 岡垣町 筑前町 鹿島市 雲仙市 川棚町 佐々町 大津町 御船町 益城町 佐伯市 杵築市 宇佐市 小林市 国富町 高鍋町 鹿屋市 日置市 いちき串木野市 宮古島市 読谷村