境港市:公共下水道

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経営比較分析表(2016年度)

経営の健全性・効率性について

・当市の下水道事業は、昭和58年に事業開始し、平成28年度末普及率は69.72%で普及途上にあり、水洗化率は類似団体より低位で年度間変動が大きい。・汚水維持管理費について、再資源化による汚泥処分費の抑制、処理場の増改築による省エネルギー化、人件費の圧縮等によって減少し、使用料収入が増加したため、経費回収率等が平成28年度に大幅に改善した。今後も、未普及区域の整備を年次的に推進することにより、有収水量と使用料収入の増加を見込んでおり、経費回収率等についても改善が見込まれる。・企業債について、事業初期の高利率の企業債の償還が順次完了するため、企業債償還額が平成27年度をピークに減少に転じ、企業債残高対事業規模比率が平成28年度に改善した。今後は平成28年度から31年度にかけて、処理場増改築工事に係る高額の借入によって企業債残高が増加するが、償還期間40年の利用等により、企業債償還額を平準化する計画である。・施設利用率について、処理区域の拡大に備えた処理場増設工事が完了したことにより、平成28年度に大幅に低下したが、未普及区域の解消を推進することにより、平成29年度以降は年次的に上昇する見込みである。

老朽化の状況について

・処理場は、供用開始後25年を経過する設備について、長寿命化計画に基づいた改築更新工事を実施中であり、平成31年度に完了する予定である。・汚水管渠は、事業初期に整備した汚水幹線等が耐用年数30年を経過したところだが、平成26年度実施の調査においては、改修を要する劣化は確認されていない。

全体総括

・公共下水道の整備途上にあるため、汚水処理費のうち資本費が63%を占める高資本費状態にあり、収入不足に対して一般会計の基準外繰入を要するが、企業債償還額の減少と有収水量の増加による使用料収入増加により、収益的収支比率等の経営指標は改善傾向にある。・引き続き、下水道使用料の強制徴収や未接続世帯・事業場への接続勧奨の強化、市街地の未普及解消を早期に実現して有収水量を拡大するとともに、処理場の効率的な運営等経費圧縮に努め、収益性の向上を目指す。・平成32年度に地方公営企業法適用を行うが、長期的な収支計画と投資計画の策定等、健全性と持続可能性を備えた経営のための取り組みが必要である。

類似団体【Cc2】

富良野市 七飯町 八雲町 せたな町 倶知安町 余市町 増毛町 斜里町 新ひだか町 足寄町 黒石市 三沢市 平川市 藤崎町 大鰐町 田舎館村 板柳町 五戸町 久慈市 岩泉町 白石市 角田市 栗原市 亘理町 松島町 涌谷町 美里町 男鹿市 湯沢市 鹿角市 由利本荘市 大仙市 にかほ市 新庄市 南陽市 山辺町 中山町 河北町 大江町 金山町 尾花沢市大石田町環境衛生事業組合(事業会計分) 白河市 喜多方市 相馬市 二本松市 二本松市 伊達市 本宮市 桑折町 国見町 鏡石町 南会津町 会津坂下町 棚倉町 三春町 下妻市 常総市 常陸太田市 常陸大宮市 坂東市 つくばみらい市 大洗町 東海村 矢板市 さくら市 上三川町 高根沢町 藤岡市 富岡市 安中市 みどり市 吉岡町 玉村町 千代田町 大泉町 邑楽町 滑川町 嵐山町 小川町 川島町 吉見町 館山市 旭市 八街市 大網白里市 日の出町 中井町 松田町 山北町 小千谷市 加茂市 糸魚川市 妙高市 胎内市 魚津市 滑川市 黒部市 小矢部市 入善町 中新川広域行政事務組合 七尾市 輪島市 小浜市 永平寺町 中央市 市川三郷町 富士川町 昭和町 小諸市 宮田村 松川町 小布施町 中津川市 美濃市 羽島市 飛騨市 郡上市 岐南町 笠松町 養老町 安八町 北方町 下田市 湖西市 吉田町 常滑市 新城市 田原市 大口町 幸田町 亀山市 伊賀市 木曽岬町 東員町 菰野町 朝日町 川越町 綾部市 宮津市 京丹後市 南丹市 久御山町 井手町 宇治田原町 与謝野町 岬町 河南町 千早赤阪村 洲本市 相生市 小野市 稲美町 上郡町 五條市 葛城市 宇陀市 大淀町 かつらぎ町 九度山町 境港市 八頭町 日吉津村 井原市 浅口市 府中市 三次市 熊野町 坂町 柳井市 田布施町 平生町 琴平町 宇和島市 大洲市 伊予市 東温市 内子町 安芸市 宿毛市 香美市 いの町 柳川市 行橋市 みやま市 久山町 水巻町 岡垣町 筑前町 鹿島市 雲仙市 川棚町 佐々町 大津町 御船町 益城町 佐伯市 杵築市 宇佐市 小林市 国富町 高鍋町 鹿屋市 日置市 いちき串木野市 宮古島市 読谷村