幸田町：公共下水道【地方財政ダッシュボード】

経営比較分析表（2016年度）

経営の健全性・効率性について

１．健全性①収益的収支比率については、人員増による職員給与費及び地方債償還金の増により平成28年度については減となっている。これを受けを平成29年5月に料金改定を行ない経営の健全化を図っている。④企業債残高対事業規模比率は企業債残高の減少に伴い減少している。⑤経費回収率については、増加傾向にあるが、平均値よりは下回っている。平成29年より料金改定を行ったことにより、さらなる増加を図っている。２．効率性⑥汚水処理原価については、横ばいとなっている。⑦施設利用率については、流域下水道及び蒲郡市にて処理をしており、処理施設がないため。⑧水洗化率については増加傾向にある。今後も住宅等の建替・改築に伴い増加していくと思われる。

老朽化の状況について

１．老朽化の状況最も古い管路の経過年数が３０年ですので今後は老朽化に対する対策を計画的に実施していくこととしている。２．老朽化対策国、県の指導方針に沿ってしストックマネジメント計画を策定し、管路施設の長寿命化を図るため計画的に対策を行っていく予定である。

全体総括

１．公共下水道収益的収支比率の向上を図るため平成31年度より公営企業会計への移行を進めている。また平成32年度には経営戦略を作成し、健全で持続可能な下水道経営を目指す。２．町全体での総括全町を公共下水道、農業集落排水、合併浄化槽でそれぞれ整備しており、現在汚水処理普及率は９９．８％となっている。今後は、農業集落排水の公共下水道への統合を進め、町全体での下水道経営の健全化、効率化を目指す。

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