今金町

目的別歳出の分析欄

・議会費：前年対比５円減の１２，６５２円、類似団体平均を２，０７７円上回っている。・総務費：前年対比１０２，７５２円増の２１９，０９８円、類似団体平均を２５，１９４円上回っている。減債基金積立が主な増加要因である。引き続き、人件費等の適正な管理、内部管理経費の削減に努める。・民生費：年々増加傾向にあり、前年対比６，２２７円増の２３５，７８６円、類似団体平均を４２，９０１円上回っている。高齢者・障がい者・児童に対する各種政策補助費、扶助費等が主な増加要因と考える。・衛生費：前年対比４９２円増の１４０，０９８円、類似団体を５２，１６２円上回っている。病院会計への繰出金の適正化に努める。・労働費：類似団体平均を４４７円下回っている。・農林水産業費：前年対比円８，０５８円減の１１１，６３２円、類似団体を６，２０２円上回っている。基幹産業が農林畜産業であることから、効果的な産業振興に努める。・商工費：前年対比３２，３６６円減の３１，８６０円、類似団体を３，８０２円上回っている。スキー場リフト改修完了が主な減少要因である。観光施設等の維持補修費、内部管理経費の削減に努める。・土木費：前年対比２１，２２０円増の１３８，９４９円、類似団体平均を４０，６８７円上回っている。町道改修事業や橋りょうの長寿命化事業、また、本町は特別豪雪地帯であることから除雪経費が大きな要因と考える。・消防費：前年対比１１，８５９円増の５４，２９２円、類似団体平均を８，６００円上回っている。・教育費：前年対比１９２，６１０円減の１２９，７７０円、類似団体平均を３０，４１６円上回っている。平成２９、３０年度の総合体育館改築が終了したことによる減である。・公債費：前年対比３，３６４円減の１０７，６３０円、類似団体平均を３，８４４円下回っている。近年は小学校改築事業等の償還により横ばいの状況が続いている。

性質別歳出の分析欄

・人件費：類似団体平均を１５，９０２円上回っている。定員適正化管理計画等に基づいた適正な職員数の管理、給与水準の確保に努める。・物件費：類似団体平均を４，９９３円上回っている。内部管理経費等の削減に努める。・維持補修費：類似団体平均より高い状況が続いている。公共施設等総合管理計画、個別施設計画、財政健全化推進プログラム等、施設の計画的な更新と維持管理に努める。・扶助費：類似団体平均を１８，１９８円上回っている。子育て支援等による町単独費が類似団体平均より高い状況が要因と考える。住民ニーズを的確に捉え、重点項目に集中的に予算配分をするなど効率的かつ効果的な財政運営に努める。・補助費等：類似団体平均より高い状況が続いている。地方創生事業費等の臨時的経費が大きな要因となっている。補助費等の適正化、一部事務組合、病院会計等への補助費等の削減に努める。・普通建設事業費：総合体育館改築事業が終了したため、更新整備が前年比を大きく下回っている。公共施設の集約化、複合化等効率的な更新をはじめ、長寿命化計画等に基づく適切な改修と維持管理に努める。・公債費：前年対比３，３３８円減、類似団体平均を３．８２７円下回っている。引き続き、適正な起債管理に努める。・積立金：前年対比８５，７４１円増、類似団体平均を６０，５８３円上回っている。減債基金積立が要因と考える。健全な財政運営のため適正な基金を確保して、計画的な基金管理に努める。・繰出金：前年対比６，１３１円増、類似団体平均を６，３０７円下回っている。各特別会計の収支バランスの均衡を図り、創意工夫と効率化による経費の削減、各保険料・使用料金等の適正化に向けた取り組み、一層の歳入確保により、繰出金の削減に努める。

施設情報の分析欄

類似団体よりも有形固定資産減価償却率が高い施設は、道路、橋りょう、公営住宅、学校施設である今金中学校となっている。公共施設等総合管理計画では、令和３～４年度には今金中学校校舎の改築事業を予定しており、この他橋りょう長寿命化計画、公営（町営）住宅長寿命化計画、道路付属物管理計画といった個別施設計画に基づき、老朽化対施設の長寿命化、改築更新等に取り組んでいくこととしている。

施設情報の分析欄

類似団体平均よりも有形固定資産減価償却率が高い施設は、福祉施設、市民会館、庁舎となっている。個別施設計画に基づき、老朽化対施設の長寿命化、改築更新等に取り組んでいくこととしている。