厚岸病院
簡易水道事業(法適用)
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基準財政収入額は前年度比で2.4%増額しており、内訳としては、過年度精算額の増により所得割が前年度比3.8%、法人税割が51.3%の増などによる。基準財政需要額は、都市計画費や小学校費、中学校費等で減少しているものの、消防費や社会福祉費の増額により、前年度比で2.3%の増加となった。単年度の財政力指数については、前年度比で0.001ポイント、3カ年平均では前年度比で0.003ポイントの減となったが、依然として類似団体平均を下回っている状況である。
人件費における経常収支比率は25.6%(前年度比-1.0ポイント)であり、類似団体平均よりも高い比率となっている。これは当町が民生部門、農林水産部門、教育部門において外部施設が多いことが要因となっている。補助費等については経常収支比率21.9%(前年度比+3.2ポイント)であるが、釧路東部消防組合への負担金や病院事業会計への繰出金のため、類似団体平均より高い水準であることから、比率を上げる要因となっている。
類似団体平均を上回っている要因としては、主に人件費が他類似団体より高い水準にあることによる。これは保育所等の外部施設が多いことが主な要因である。また、各施設の老朽化に伴う修繕料の増加等により、物件費や維持補修費が嵩んでおり、人口1人あたりの人件費・物件費等は前年度比較で19,558円の増となった。
平成16年4月1日から平成21年4月1日までに実施した第3次定員適正化計画にて、1割以上の削減(44名)を目標に取組を進めた結果、計画を上回る52名の削減を達成したところである。しかし、当町は保育所等の外部施設が多いため、依然として類似団体平均を上回っている状況である。
平成14年度から実施している厚岸町財政運営基本方針により投資事業を抑制してきたことから、元利償還金の増加が抑えられ、平成16年度をピークに減少し、類似団体平均をやや下回って推移してきたものの、平成24年度からは大型公共施設の整備事業により、類似団体平均を上回っている。令和4年度は、前年度と同じ比率となっている。なお、令和元年度及び令和2年度に施行した大型事業に係る地方債借入に伴う償還開始が令和6年度や令和7年度から開始となるため、公債費負担のピークは左記の2年となるものと見込んでいる。今後も公共施設総合管理計画等による計画的な事業執行による適正な町債発行を心がけ、同比率の圧縮に努める。
将来負担比率については、令和元年度の地方債借入額が2,752,300千円(平成30年度比較+1,543,900千円)、令和2年度の地方債借入額が1,864,990千円(平成30年度比較+732,410千円)、令和3年度の地方債借入額が1,341,200千円(平成30年度比較+208,620千円)と、大型事業の施行により例年の地方債借入額と比較し、多額の借入を行っており、令和4年度も957,800千円を借り入れているため、比率は上昇している。後年度についても大型事業が続くため、将来負担比率は上がる見込みであるが、今後も次世代の償還負担が大きくならないよう、交付税参入率の低い地方債の発行抑制をはじめ、新規発行額を元利償還額以下とすることを原則として、引き続き地方債残高の減額に努める。
人件費に係る経常収支比率は25.6%となっており、依然として類似団体平均と比較すると高い水準にある。これは民生部門(保育所、児童館)、農林水産部門(町営牧場、きのこ菌床センター、カキ種苗センター)、教育部門(海事記念館、情報館、温水プール)において、外部施設が多いことが要因となっている。今後も、人口減少に対応した定員管理を進める。
物件費に係る経常収支比率については、委託料の増加や、使用しているシステムの賃借料等の増加により、平成29年度より類似団体平均を上回っており、令和4年度については2.5ポイント上回っている状況である。今後も引き続き、日常業務において環境負荷軽減を前提とした一層の行政運営コストの削減に取り組む。
その他に係る経常収支比率については、類似団体平均と比較すると低い水準となっている。これは特別会計への繰出金の経常収支比率が低い水準であるためであるが、介護老人保健施設事業特別会計を除く特別会計にて一般会計からの繰出金によって収支を保っている状況である。繰出金の増加は一般会計の収支悪化に直結するため、特別会計においても基本財源の確保に努めることにより、一般会計繰出金の抑制に努める。
補助費等については、当町は類似団体平均を上回る状況が常態化しているが、これは釧路東部消防組合への負担金、社会福祉協議会への補助金繰出、病院事業会計への繰出金等が多額となっているためである。今後も、病院事業会計の経営効率化を図るための収益確保と、効率的な費用削減を継続して実施し、一般会計からの繰出金の抑制を図る。
公債費に係る経常収支比率は、厚岸町財政運営基本方針に基づいた投資事業の抑制等により、類似団体平均をやや下回って推移してきたものの、近年は公共施設の老朽化等による建て替え等、大型投資事業が増加しているため、類似団体平均とほぼ同値となっている。令和4年度については、据置き期間が終わった起債の元金償還が開始し、公債費が15百万円ほど増額している。今後も公共施設総合管理計画等による計画的な事業執行による適正な町債発行に努める。
公債費以外での経常収支比率が類似団体平均を上回っているのは、人件費及び補助費等において類似団体平均を上回っていることが主な要因となっている。特に、決算の構成にて大きな割合を占める人件費では、類似団体平均を2.2ポイント上回っているが、これは保育所等の外部施設が多いことが要因である。今後も人口減少に対応した定員管理を進める。
(増減理由)令和4年度末基金残高は1,938百万円であり、前年度と比較し160百万円の増となった。主な要因としては、一般財源を用いる事業の減額による財政調整基金の積立額の増及びふるさと納税基金の増によるものである。(今後の方針)令和元年度及び令和2年度に施行した大型投資事業の財源として借り入れた地方債の元金償還が随時開始され、今後も大型事業の実施が見込まれるため、地方債償還額が数年にわたって高い状況が見込まれるため、基金の減少が見込まれるものである。
(増減理由)財政調整基金の残高は511百万円であり、前年度と比較し98百万円の増となった。主な要因としては、令和4年度の一般財源を用いる事業の減額による積立額の増加によるものである。(今後の方針)今後も老朽化した公共施設の修繕や補修工事、建替等、見込まれる多くの事業があるため、同基金の残高については依然として厳しい状況である。
(増減理由)減債基金の残高は537百万円であり、前年度と比較し109百万円の増となった。当町の地方債元利償還金は近年は減少傾向にあるため、減債基金の残高が増加することとなった。(今後の方針)令和元年度及び令和2年度に施行した大型事業の財源として借り入れた地方債のうち、辺地対策事業債や過疎対策事業債など、据置期間が短い地方債の償還が近々始まるため、積立金については依然として厳しい状況である。今後も引き続き、地方債の新規発行を元利償還額以下にすることを原則とし、縁故債の繰上償還を行うなど、地方債残高の減少に努める。
(基金の使途)・ふるさと納税基金:ふるさと納税により、寄附された寄附金を適正に管理し、寄附者の意向を反映した施策に活用する。・地域づくり推進基金:「自ら考え自ら行う地域づくり」事業を決起とした地域づくりの取組を永続的に発展させるために必要な事業に要する経費の財源に充てる。・特定防衛施設周辺整備調整交付金事業基金:特定防衛施設周辺整備調整交付金を財源として公共施設の整備及び事業に要する費用に充てる。・環境保全基金:環境への負荷の軽減、環境保全活動に係る事業の円滑な実施を図る。・森林環境譲与税基金:国からの森林環境譲与税を財源とし、本町における森林整備及びその促進を図る。(増減理由)その他特定目的基金の残高は890百万円であり、前年度と比較し47百万円の減であった。主な要因としては、積み立てした分の多くは基本的に翌年度の事業の財源となるため、将来にわたり安定的に基金へ積立を行うことは難しいことから減額することとなった。(今後の方針)今後も町民のためになるよう、効果的な施策に活用する。
令和3年度については、類似団体平均値と比較し4.6ポイント低く、有形固定資産については比較的更新が進んでいる。老朽化している施設等については、公共施設等総合管理計画に基づいて、長寿命化・集約化及び複合化を推進し、公共施設の適正管理等に努める。
令和3年度については、類似団体平均値と比較し455ポイント超過している。北海道平均と比較しても271.2ポイント超過しており、これは有形固定資産の更新に伴う地方債の借入等が影響している。大型投資事業の適切な取捨選択による地方債の新規発行の抑制等により、後世への負担を軽減するよう財政の健全化を図る。
将来負担比率については類似団体平均値を大幅に上回っているが、有形固定資産減価償却率については4ポイントほど下回っている。当町では一部の有形固定資産の更新については、地方債の発行を財源としているため、将来負担比率が上昇している。今後については、大型投資事業の適切な取捨選択による地方債の新規発行の抑制等により、後世への負担を軽減するよう財政の健全化を図る。
将来負担比率については、平成30年度増加傾向にあり、令和3年度においても将来負担比率の数値が上昇している。これは緊急防災・減災事業債が令和2年度以降も借入可能となった事により、防災対策事業の拡大に伴う有形固定資産の更新及び当該地方債の借入増によるものである。実質公債費比率について、令和3年度においても前年度より減少しているが、これは、普通交付税の増加及び元利償還金の額の減少等によるものである。今後は、今まで行っていた地方債の新規発行を元金償還以下とすることを原則とし、縁故債の繰上償還を行うなど地方債残高の減少に努める。
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