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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について【経常収支比率・累積欠損金比率】経常収支比率は100%で推移しており、累積欠損も発生していないが、一般会計繰入金によるもので、基準外繰入の縮小・解消に向け、経営改善に取り組む必要がある。【流動比率】流動負債の建設改良費に充てられた企業債の比率が高いことにより、平均値を下回っている。【企業債残高対事業規模比率】整備に伴う企業債の借入による企業債残高が多額である。整備計画の変更等により、整備に係る借入金は減少している。平均値を下回っているが、今後も大規模な施設改修等が必要であり、増加することが見込まれる。【経費回収率・汚水処理原価】経費回収率の悪化に伴い、令和3年10月より使用料の料金改定を行った。汚水処理原価は、令和3年度以降、ほぼ同水準で推移している。引き続き施設の維持管理経費の節減にも努めていく。【施設利用率】施設利用率は、約50%を超えており、平均値を上回っている。【水洗化率】下水道区域の見直しなどにより、平均値を上回っている。引き続き水洗化促進員の訪問等による普及促進に取り組み水洗化率の向上に努める。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について管渠老化率、管渠改善率は、ともに0%で推移している。平成9年度に供用開始し、26年が経過した。管渠が耐用年数を経過するにはまだ年数があるとはいえ、今後、経年による施設の老朽化、維持修繕、更新費用が増大する見込みであり、長寿命化計画(ストックマネジメント計画)等に基づき計画的な更新を図っていく必要がある。 |
全体総括令和2年度に整備計画を見直し、江田島市の下水道事業は、おおむね完了した。今後は、水洗化率の向上のため、未接続世帯の実態の把握、啓発等により接続推進を継続していく。経費回収率は、100%を超えているとはいえ、安定した経営には課題が多い。引き続き、基準外繰入の解消のため、維持管理経費の節減や必要に応じた料金改定などにも努める。企業債残高が多額で、将来的な負担が大きい。今後も施設や設備等の更新を予定している。企業債残高は、減少傾向ではあるものの、人口減少なども影響し、将来的な負担の増大が予想されるため、引き続き経営健全化に努める。管渠の老朽化率等は、低いものの、今後、経年による修繕・更新費用の増大も見込まれるため、経営戦略及び長寿命化計画(ストックマネジメント計画)等に基づき計画的な修繕・更新に取り組む。 |
出典:
経営比較分析表
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