事業・施設概要
| 都道府県 | 青森県 | 経営主体 | 板柳町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Cd2 |
| 行政区域内人口 | 12,109人 | 現在処理区域内人口 | 7,617人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 5,683人 | 現在処理区域面積 | 367ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 64km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は、健全経営の水準とされる100%を上回っており、現在のところ累積欠損金はなく、経営の健全性が図られている。企業債残高対事業規模比率は、整備開始が平成2年度からと遅かったため、類似団体と比べ高い状況にある。「汚水処理施設の令和8年度概成」に向け、令和2年度より投資を増額し企業債を活用していることから、上昇傾向にある。経費回収率は、令和4年度まで100%を上回っていたが、令和5年度から流域下水道維持管理負担金が大幅に増加したため悪化している。汚水処理原価は、流域下水道維持管理負担金の増加により上昇してきているが、類似団体と比較すると下回っている。水洗化率は、過疎化による処理区域内人口の減少、水洗化人口の減少に伴い、類似団体に比べ低い状況にある。前年に比べ改善はされたが、引き続き融資あっせん制度等による費用の助成、戸別訪問や印刷物による広報を行い、水洗化率の向上を図っていく。将来の経営の健全性を保つためにも、更なる経費回収率の向上、汚水処理原価の低減、並びに水洗化率の向上による、より一層の効率化が求められる。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は、現在も未普及解消のため管渠整備を実施していることから、類似団体に比べ高い状況にある。平成2年度から管渠工事を行っており、耐用年数を超えた管渠は無いため、改築は行っていない。今後は耐用年数を超えることを見据え、長期的な視点で老朽化の進展状況を考慮し、緊急度の高いものから優先順位を付けて補修を実施する。また、ストックマネジメント計画に基づき点検・調査を実施する。
全体総括
現在のところ経営状況は安定しているが、今後は過疎化等による急激な人口減少に伴う使用料収入の減少、施設の改築(更新・長寿命化)に伴う費用の増加が見込まれるため、未収金の回収や維持管理費の削減等、事業運営について十分な検討が必要である。また、令和6年度に経営戦略を改定しており、作成された経費回収率向上に向けたロードマップに基づき、経営の健全化を図るための取組を進めていく。
経営状況
収支構造
総額3.6億円
総額3.4億円