事業・施設概要
| 都道府県 | 茨城県 | 経営主体 | 常陸大宮市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Cd2 |
| 行政区域内人口 | 37,657人 | 現在処理区域内人口 | 12,639人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 9,640人 | 現在処理区域面積 | 531ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 101km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は全国平均及び類似団体平均を上回っている。収入の根幹である使用料収入については、整備区域の拡大に伴い増加傾向にあるが、一般会計からの繰入金に依存している状況が続いている。②累積欠損金比率は0%であり、欠損金は発生していない。③流動比率及び⑤経費回収率は類似団体平均を上回っており、全国平均と同程度である。使用料で回収するべき汚水処理費を使用料で賄えず、将来の施設更新費用の資金の確保ができていない状況である。④企業債残高対事業規模比率は全国平均及び類似団体と比べて大きく上回っている。公共下水道整備事業の財源として企業債を発行しており、当面は高い比率で推移する考えられる。⑥汚水処理原価は類似団体平均より低く全国平均より高い。維持管理費の削減等に努め、効率的な汚水処理を行っていく必要がある。⑧水洗化率は、全国平均及び類似団体平均を大きく下回っている。要因としては、供用開始間もない区域において接続戸数が少ないことが考えられる。今後は接続促進のための広報活動などを強化し、接続率の向上に努めていく必要がある。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率、②管渠老朽化率、③管渠改善率の全ての指標で全国平均及び類似団体平均を下回っている。要因としては、公共下水道の整備区域の拡大を行っている段階であり、既設管渠についても、法定耐用年数に近い資産が少ないことが考えられる。今後は、耐用年数の到来を見据えた効率的な更新・改良が必要である。
全体総括
経常収支比率が100%を超えていることから黒字経営であるが、一般会計からの繰入金に依存している現状は、独立採算を求められる公営企業として必ずしも良好な経営とは言えない状況である。区域内の人口減少が著しいことや節水機器の普及等により、年々使用料が減少している中で、物価高騰による営業費用の増加など、事業を取り巻く環境は厳しさを増している。今後は、使用料水準についても投資規模に見合ったものであるか評価しながら、安定的にサービスを提供できるよう経営の健全化を図っていく必要がある。また、公共下水道管渠の老朽化の状況については、現在、整備を進めている段階であり、法定耐用年数に近い資産が少ないことから、関連する指標は良好な状態である。
経営状況
収支構造
総額6.3億円
総額4.6億円