事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 八雲町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Cd2 |
| 行政区域内人口 | 14,421人 | 現在処理区域内人口 | 8,540人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 8,138人 | 現在処理区域面積 | 379ha |
| 晴天時現在処理能力 | 3,840m³/日 | 下水管布設延長 | 62km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率については、100%を大きく超えており、一見、健全な経営に見えるが、繰入金によるものが大きいため、繰入金が減少した場合大きく数値は低下すると推測される。②累積欠損金比率については、欠損金が発生していないため、0%となっている。③流動比率については、100%を下回っており、不良債権が発生している状況であるが、料金改定による収入の増や起債償還に係る一般会計繰入金で支払いは出来ると考えられる。④企業債残高対事業規模比率については、類似団体平均値を下回っているが、施設の大規模改修により借入が増え、比率が高い状況となっている。ストックマネジメントに基づいた建設改良事業の平準化、適切な維持管理による長寿命化に努める必要がある。⑤経費回収率については、類似団体平均値を上回っており、概ね健全な経営である。⑥汚水処理原価については、類似団体平均値を下回っており、効率的に汚水処理出来ていると考えられる。⑦施設利用率については、類似団体平均値を上回っており、概ね適切な施設規模であると言える。⑧水洗化率については、類似団体平均値を上回っており、適切に下水道施設が利用されている。以上のことから類似団体と比較すると、概ね健全な経営であるが、使用料改定による収入増と更なる維持管理費等のコスト削減による経営改善や効率的な経営に努めていく必要がある。
老朽化の状況について
供用開始から約29年を経過しているが、管渠については、いまだ耐用年数の50年を経過していないため、現時点では老朽化しているとは言い切れない。しかし、機械・設備については耐用年数の15年を経過しており、随時更新を進めている。今後は施設全体が徐々に老朽化していくことが予想されるため、計画的に機械設備等の更新やマンホールポンプ所の更新を行っていく予定である。
全体総括
現在は、類似団体と比較して、概ね良好な経営であるが、維持管理費削減等の課題は残る。また、将来的に人口減少による使用料収入の減、施設老朽化による更新費用の増大など厳しい経営状況が予想されることから、常に先を見据えた計画的な経営を行っていく必要がある。
経営状況
収支構造
総額7.7億円
総額4.4億円