みなべ町:公共下水道

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2017年度)

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率について、単年度の収支が赤字となっている要因として整備区域の拡大に伴う建設費に係る地方債の償還金が増加があり、100%を割り込み、一般会計からの繰り入れに依存しているのが現状です。⑤経費回収率、⑥汚水処理原価については、維持管理費、汚水処理費の削減の観点から、農業集落排水5地区を接続することにより、使用料収入の増加が考えられるが、一般家庭での接続率の向上と、公共下水道区域となることにより事業所排水を受け入れすることが可能となるので訪問により接続の啓発を行い、使用料収入の増につなげたいと考えています。ただ、流入汚水量が増加すれば脱水汚泥の量も増加し、処分費等の維持管理費用が増加傾向にあったが、平成31年度、みなべ町内に汚泥堆肥化施設が建設されることにより運搬費用が軽減され、維持管理費が減少傾向となります。⑦施設利用率等について、整備区域が広がる中、接続率も微増しているが、更なる接続率の向上が課題となっています。また編入した5地区についても、従来からの公共下水道区域同様、事業所排水の受け入れが可能となることから、さらなる接続率及び水洗化率の向上を図る取り組みを行い、また、公共用水域の水質保全に努めるとともに経営の健全化を図りたいと考えています。

老朽化の状況について

現在、耐用年数が経過している施設はありません。

全体総括

事業開始は平成8年4月1日、町村合併により、平成18年度にみなべ町汚水処理構想計画を見直し、農業集落排水地区5箇所を公共下水地区に汲み込み、平成35年度までに町内区域(301ha)を整備する計画に変更、現在の整備進捗率は85%程度となっています。平成14年10月1日に供用開始し、平成29年度末における普及率は56.7%、水洗化率は64.6%となっています。現在は建設途上であり、水洗化の推進、適正な維持管理に努めているが、収支の不足分は一般会計からの繰入により補填している状況です。

類似団体【Cc2】

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