安中市:公共下水道

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2017年度)

経営の健全性・効率性について

・現在、本市の下水道事業は全体計画に対して供用を開始している面積が53.3%となっており、今後も計画的な下水道整備を行うとともに財政運営の健全化を目指します。①収益的収支比率は、グラフ上では変動が大きく見えるが、数値的にはほぼ横ばいである。前年に比べると、営業費用及び地方債利息の減少により、0.5ポイントの上昇が見られる。④企業債残高対事業規模比率は平均値より低く抑えられている。全体計画に対する整備面積はようやく半分を超えたところであるが、事業規模に見合った借入を行う必要がある。⑤経費回収率は汚水処理費を抑えることができていることと、僅かであるが使用料収入の増加のため緩やかながら上昇傾向である。⑥汚水処理原価は平均値以下であり比較的低いコストで汚水を処理できているといえる。⑧水洗化率は下水道整備区域の高齢化世帯の増加や、合併処理浄化槽の普及による影響を大きく受けている。水洗化率の向上を図るため、下水道未加入世帯の個別訪問やPR活動に取り組んでいく必要がある。

老朽化の状況について

本市の下水道は、平成7年から供用を開始したため、現在のところ老朽化に係る施設の更新は発生していない。

全体総括

・利根川上流流域関連安中市公共下水道事業計画に基づき事業を推進していくとともに、人口減少や高齢化などの社会状況を踏まえた、効率的な経営を図って行く必要がある。当面は接続促進の取り組みによって水洗化率の向上を図るとともに、使用料収入の増益と経費の削減に努め、収益的収支比率と経費回収率を100%に近づけるよう努力が必要である。

類似団体【Cc2】

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