読谷村:公共下水道

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2017年度)

経営の健全性・効率性について

①総収入の対前年度比が約3.9%減、総費用及び地方債償還金の対前年度比が約2.8%減となっており、収益的収支比率も約0.87%減となっている。④未普及解消に向けて面整備に取り組んでいる途上にあり、公債費負担は高額となっている。⑤経費回収率は、面整備に取り組んでいる途上にあることから平均値を下回っている。汚水処理費の対前年度比が約2.0%増となっており、経費回収率は約0.5%減少しているが、土地区画整理区域において整備が完了しており、今後の接続率の向上に伴い使用料収入の増が見込まれる。⑥汚水処理費は平均値を下回り、原価は約150円で推移している。⑦平均値を上回っており現状の施設規模は適切と判断できる。面整備計画の拡大を計画しており、施設増設の検討を行っていく。⑧面整備を進めている途上にあり、接続率は平均値を下回っている。水洗化率向上のための普及啓蒙活動の強化に取り組んでいる。

老朽化の状況について

③読谷村公共下水道事業については、平成8年度に供用開始し、20年が経過している。現在まで管渠の老朽化については該当する管渠がない。今後は、マンホールポンプの老朽化に伴う更新や鉄蓋の取り替えを計画的に進めていく必要がある。平成29年度より、ストックマネジメント計画策定に向けて取り組んでいる。

全体総括

料金水準適正化の検討、普及啓蒙活動の強化などを実施し、他会計繰入金の依存度を下げる必要がある。しかし、料金水準は住民の理解や議決を得る必要があるため、他市町村と比較して高額な設定にはできず、また、未普及解消をはじめとして、施設や管渠の更新事業も必要な事業として取り組んでいかなければならない。これらのバランスをとりながらの経営となるため、今後の大きな改善は難しいと考えられるが、引き続き可能な取り組みを実施していく。

類似団体【Cc2】

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