久山町：公共下水道

経営の健全性・効率性について

①収益的収支比率は、100％未満を示し単年度収支は赤字である。H27年度以降上向きの傾向は見られ、H30年度については大幅増となっているが、これは決算時期変更に伴う増であるため、次年度以降も更なる改善に努める必要がある④企業債残高対事業規模比率は、H28年度に疑似団体平均値を下回ったが、一度はH29年度以降については再度疑似団体平均値を上回っている。H30年度の大幅増については、決算時期変更に伴う要因が大きいが、上昇している事実は変わりないため、次年度以降、平均を下回ることができるよう更なる減少に努めていく⑤経費回収率は類似団体よりも高いものの100％を下回っている。100％に近づけるように努めていく⑥汚水処理原価は類似団体と比較しても高い状態であるが、H29年度以降は減少傾向にある。平均を下回ることができるよう更なる減少に努めていく⑧水洗化率については類似団体よりも高い数値であるため、今後も増加していくよう努めていく

老朽化の状況について

本町では塩ビ管を主に採用しており、腐食による管渠破損の恐れは少ないが、経年劣化による破損の恐れがあるため、供用開始30年を超えるものから計画的に調査・補修を実施する

全体総括

単年度収支を見ても赤字であり、汚水処理原価も高い状態である法適用後の推移・状況を確認するなどして下水道事業会計に関する効率化・経営改善に努めていく