さぬき市:簡易水道事業

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収録データの年度

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経営比較分析表(2014年度)

201020112012201320142015201670%71%72%73%74%75%76%77%78%収益的収支比率
201020112012201320142015201640,000%50,000%60,000%70,000%80,000%90,000%100,000%110,000%施設利用率
201020112012201320142015201676%77%78%79%80%81%82%83%84%85%86%87%有収率

経営の健全性・効率性について

収益的収支比率及び料金回収率が100%を下回っており、収益的収入では経費分を賄っていない状況であり、一般会計からの繰入金で不足分を補っている状況である。しかし、収益的収支比率が類似団体平均値よりも高い水準で推移しており、経営が概ね健全であると考えられる。なお、施設利用率が100%を超えており、有収率が類似団体平均値よりも高い水準であるので、効率的な経営となっていると考えられる。年々有収率の数値が低くなっている状況であるので、今後、更新計画を策定し修繕及び管路更新を行うことで、より効率的な運営を行うことにより、将来の給水原価の抑制に繋がると考えている。
20102011201220132014201520160%管路更新率

老朽化の状況について

現在、事業開始からの経過年数が少ないことから、老朽管は無い状況であるので、管路更新を行っていない。また、法定耐用年数経過までに10年以上の期間があることから、老朽化解消の早急な更新計画の必要性は低いと考えられる。

全体総括

管路等の設備の法定耐用年数経過の時期までには、ある程度の時間があると考えているが、年々修繕に係る費用の増加や、有収率の減少の解消を図る必要がある。そのためには、事業開始にあたって借り入れていた企業債の償還も後5年で償還できる見込みであるので、その時期に合わせ、今後の更新事業を行うことによって、有収率の改善及び給水原価の抑制を達成しつつ、管路更新の費用の平準化に寄与することで、安定的な経営を行っていけると考えている。