🗾07:福島県 >>> 🌆 檜枝岐村:簡易水道事業
簡易水道事業
特定環境保全公共下水道
尾瀬沼ヒュッテ
御池ロッジ
📅2023年度 📅2022年度 📅2021年度 📅2020年度 📅2019年度 📅2018年度 📅2017年度 📅2016年度 📅2015年度 📅2014年度
経常収支比率収益的収支比率施設利用率有収率 |
経営の健全性・効率性について収益的収支比率を見ると、類似団体の平均より上で、かつ100%を超えていることが確認できる。これは、簡易水道がポンプアップを使用しない自然流下のため、施設の維持費が安価となり料金収入で支出をカバーできているためである。料金回収率については令和2年度が平均より下がっているが、大規模な修繕事業が行われたためであり費用の大部分は他財源を活用したため、水道事業の収支としては健全な経営ができていると考えられる。給水原価を見ると、類似団体の平均より下で、数倍から10倍程度の差が確認できる。これは、自然流下で配水するため無駄な経費が発生せず、1㎥あたりの費用が安価となるためである。安価ではあるが支出費用が少ないためカバーできている。こちらの面においても健全な経営ができていると判断できる。有収率を見ると65%前後であることが確認できる。100%にならない理由として、村内消火栓や、檜枝岐の舞台にある手水舎等の料金徴収を行っていない箇所があるためである。 |
管路更新率 |
老朽化の状況について昭和60年前後に敷設された水道管のため経年劣化が考えられる。配水施設は配水池と減圧井、水源を観察することで老朽を確認することができる。令和2年度には他財源を確保し非常に高額なろ過機のカセットパックの交換を実施し老朽化対策を行った。今後もろ過機の老朽化に伴い部品交換等が必要となってくる。カセットパックの交換と同様に財源を確保し計画的な改築を行い、現在の良好な会計を維持できるよう努める。 |
全体総括経営については、現在の健全性・効率性を保ちつつ運営していく必要がある。水道管の老朽化については、経年劣化による損傷等を予測するのは難しいため、管の材質等を考慮した計画保全、または事後保全として維持していく必要がある。施設については、外見や機器の目視による観察をもとに老朽箇所を修繕していく必要がある。 |
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
)もご記載ください。
| 「財政状況資料集」 | 「経営比較分析表」 | 「統一的な基準による財務書類に関する情報」 |
© 2019- 地方財政ダッシュボード | 🔗澁谷 英樹 (researchmap) | 🏫澁谷 英樹 (南山大学)