29:奈良県
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川上村:簡易水道事業
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経常収支比率収益的収支比率施設利用率有収率 |
経営の健全性・効率性について①収益的収支比率は30%前後を推移しており、類似団体平均値70%前後に比べ非常に低い。また⑤料金回収率が13%前後と低い値である。本村簡易水道事業は辺地地域を含め広範囲に小規模集落が多数点在している地理的条件の中で、給水人口は少ない。現在12施設(浄水場)で18集落に給水を行っている。生活給水を安定供給するために施設整備を進めてきており、必然と建設費用が多額となる。その額を料金収入のみでは賄い難い状況であるため、他会計より繰入を行い安定した経営に努めている。 |
管路更新率 |
老朽化の状況について本村簡易水道は昭和50年代後半に整備・更新された施設が多く、経過年数が50年に達しようとしている。今後、耐用年数を経過する施設については長寿命化・施設統合(ハード)を視野に入れ計画的に更新する必要がある。尚、漏水多発等による施設については随時更新を実施している。 |
全体総括本村簡易水道の現状からして、今後人口減少が進むにつれ益々非効率化が進み、苦しい経営状態が続くと思われる。しかし、安心で安定した水道水の供給のため、水道料金改正の検討を進め、必然な管更新等の計画的な実施、また施設の長寿命化・統合(ハード)・ダウンサイジングなどにより効率的な事業運営の実施をめざし整備していく。 |
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