収益等の状況について
収益的収支比率・定員稼働率について、平成27年度以降で類似施設平均を上回っているが、令和3年度は収益的収支比率が前年度より下回った。売上高GOPについても類似施設平均を上回っているがマイナス値となっているので今後も宿泊客確保のため更なるサービスの向上に取り組み、経営の向上に努める。
資産等の状況について
平成23年度にシニア層や外国人旅行者等の宿泊者の拡大を目指し、大規模な改修を行い平成24年度にリニューアルオープンした。また、施設の更新については、対応年数が経過したもので安全面や衛生面に支障が出る恐れのあるもを中心に計画的に更新を行っている。
利用の状況について
施設と周辺地域の宿泊客数動向について、ともに昨年度より減少傾向である。周辺地域とともに新しい生活様式に対応した整備やサービスの提供を行い観光客の誘致や受け入れを積極的に進める。
全体総括
平成23年度に大規模なリニューアルを行うと共に平成27年度より外部人材を受け入れ経営改善に向けて取り組みを行っている。今後も多様化する宿泊客のニーズを把握し、様々なサービスの提供を図ると共に運営の効率化を進め健全な経営に努める。