岩手県普代村:国民宿舎 くろさき荘の経営状況(最新・2024年度)
岩手県普代村が所管する観光施設事業「国民宿舎 くろさき荘」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
普代村
簡易水道事業
簡易水道事業
国民宿舎 くろさき荘
緑の村
漁業集落排水
収録データの年度
2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度
経営比較分析表(2024年度)
収益等の状況について
令和6年度における収益的収支比率は、全国平均142.4%、類似施設平均95.3%であるのに対し、本施設は86.8%と下回っているが、類似施設の平均値が前年度から7.2ポイント減少している中、本施設は1.8ポイントと他施設に比べ減少幅が少なかった。稼働率は震災以降、復興関連の利用者が増加し、全国平均及び類似施設平均値より高い水準で推移していたが、復興関連事業者も撤退し、震災特需の関係での利用者はなくなり、さらに新型コロナウイルス感染症の影響で利用者が減となった。また前年度に比べツアーや観光利用者が約10%減少している中、みちのく潮風トレイルのハイカーやビジネスの宿泊者数が増加し、約1,000人程度増。前年度より2.6ポイント上昇し、本年度は14.5%となった。他会計補助金の比率は令和4年度まで全国平均及び類似施設平均値より低い数値で推移おり、本年度は全国平均値より35.3%低かったが、類似施設の平均で比較すれば15%高い状況となっている。
資産等の状況について
平成25年度から老朽化した施設の更新を進め、宿泊施設としての機能水準の向上と業務の効率化など図っている。本年度では浴室棟内の大浴場水栓の更新など利用者の利便性向上に係る工事や、ボイラー室内の循環ポンプや大浴場のタイル等の修繕工事を行った。また、企業債残高対料金収入比率は全国・類似施設の平均より依然として高く、将来的に経営の不安定要因とならないよう留意する必要がある。
利用の状況について
震災前の利用状況は、5年(H18~H22)平均で約6,200人となっていたが、震災後の特殊需要(復興関連利用の増加)により震災前と比較して大幅な利用者増となっていた。しかし、震災関係の利用者は現在はなくなり、一般観光客等の利用をいかに増やしていくかが重要となっている。直近数年は新型コロナウイルスの影響により観光業が大打撃を受け利用者が減少していたが、令和6年度宿泊利用者は5,069人と前年度に比べ約1,000人増となっており、工事業者の長期宿泊やみちのく潮風トレイルハイカーが増加が主となっている。また入浴キャンペーンやイベントなどで休憩利用者も約1,000人増加している。
全体総括
本施設は、地域振興や村民力の向上に大きな役割と効果を将来的に果たすと期待されますが、急速な人口減少に伴い、冠婚葬祭や仕出しなどの利用客が減少しています。また、利用者の利便性向上を目的として、施設のバリアフリー化や老朽化対策を進め、宿泊施設としての機能水準のさらなる向上が求められています。しかしながら、経営の健全化および安定化を図る観点から、大規模な施設更新は困難な状況にあるため、社会経済の変化を予測し、早急に集客力強化などの対策を講じる必要があります。これらの対策・改善には、産業団体や民間企業、一般村民、行政が一体となり、魅力的で観光力のある体制を構築することが不可欠です。三セクや民間への経営移転も含めた検討を進めるとともに、良質なサービスの提供と業務の効率化によるコスト削減に努めます。
出典:
経営比較分析表
,
よくある質問
このページで何が分かりますか?
国民宿舎 くろさき荘の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の普代村リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。