事業・施設概要
| 都道府県 | 山梨県 | 経営主体 | 甲州市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 観光施設事業 | 業種名 | 休養宿泊施設 |
| 施設名 | 市営ぶどうの丘 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A1B2 | 建物延面積 | 7,588m² |
| 宿泊定員数 | 79人 | 予約者数計 | 10,988人 |
| 延休憩利用者数 | 225,807人 | ネット経由予約者数 | 0人 |
| トイレ洋式化率 | 97.9% |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
収益等の状況について
経常収支比率は前年度から0.3%の増であり、これは商品ワインの拡充や高価格帯の試飲機会の提供といった収益向上施策に加え、徹底した経費削減の成果であると考えられる。一方、営業収益は前年度よりも減少しており、経常利益の確保は、他会計補助金や長期前受金戻入等の営業外収益に依拠しているため、客単価向上を見据えた収益性と、更なる営業費用の効率化が課題である。
資産等の状況について
有形固定資産減価償却率が類似施設平均を上回って推移している。これは、随時緊急修繕等を行っているが、全体として施設の老朽化が進行していることを示している。この状況を踏まえ、今後、大規模な施設更新における投資に備えた計画的な資金確保が必要である。
利用の状況について
夏季の記録的猛暑や南海トラフ地震臨時情報の発表といった外的要因が、繁忙期の集客に大きな影響を及ぼした。一方、食事利用者は前年度を上回り、SNSを活用した情報発信やイベント開催が家族層を含む幅広い層の来訪意欲を喚起したと考え、年間を通じた来館者数と収益の向上に努めた。
全体総括
厳しい経営環境下において単年度純利益(10,041千円)を確保し、経営の健全性は保ったと考える。しかし、経常収支の改善は費用抑制の側面が強く、施設老朽化に伴う修繕費増大が潜在的な課題として予測されるため、中長期の収支に基づく経営方針と施設整備における投資の計画策定が急務である。※甲州市勝沼ぶどうの丘事業経営戦略(令和8年度に策定予定)