事業・施設概要
| 都道府県 | 山梨県 | 経営主体 | 甲州市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Cd1 |
| 行政区域内人口 | 28,922人 | 現在処理区域内人口 | 16,707人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 13,683人 | 現在処理区域面積 | 696ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 134km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は前年度と同様に100%を上回っている。一般会計からの繰入金の縮減による収入減に伴い、前年度数値を下回った。②累積欠損金比率は0%であり、累積欠損金は発生していない。③流動比率は100%を大きく下回っており、類似団体と比較してもかなり低い数値ではあるが、流動負債の大部分は企業債であり、短期的な債務の支払能力は、下水道使用料や一般会計繰入金等により確保できている。④企業債残高対事業規模比率は、類似団体と比較し低い。費用対効果を考慮した投資の抑制を行っていることと、管渠等の老朽化による大規模な更新の時期を迎えていないことが影響していると考えられる。⑤経費回収率は100%を下回っており、使用料収入のみでは汚水処理費用を賄えていない。類似団体の平均値は上回っているが、経営の健全化に向けて、引き続き料金改定に向けた検討や経費削減に努めていく。⑥汚水処理原価は類似団体と比較して低い状況にあるが、引き続き接続率の向上による有収水量の増加に努めるとともに、経費削減に努める。⑦流域下水道により処理しており、単独の処理場を所有していないため数値化されない。⑧普及啓発等により接続率の向上を図るとともに、今後の人口減少等を考慮し、限られた予算の中で費用対効果を検証し、適正な施設整備を行っていく。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、類似団体と比較すると低いが、経年比較すると数値が上昇傾向にある。管渠については大規模な改築・更新が必要な時期を迎えてはいないが、今後進行する施設の老朽化を見据えて、ストックマネジメントの実施方針及び計画を基に優先順位をつけ、計画的に改築・更新を進めていく必要がある。②管渠老朽化率は、法定耐用年数を超えた管渠延長がないため0%である。③管渠改善率は、当該年度に更新した管渠延長がないため0%である。
全体総括
経常収支比率は100%を上回っており、累積欠損金も発生していない。また、費用対効果を考慮した新規整備による起債借入額の抑制や経費節減の取組みにより、企業債残高対事業規模比率、汚水処理原価は類似団体平均を下回っている。しかし、水洗化率は類似団体と比較すると低いため、引き続き接続推進に努めていく。管渠施設の老朽化対策については、ストックマネジメント計画に基づき優先順位をつけ計画的に実施することで、改築更新費用の平準化を図る。経営の健全性・効率性については、令和3年度に料金改定を行ったものの経費回収率は100%を下回っている。今後は、令和6年度に改定した経営戦略に基づき、使用料の適正化を図るとともに、経営基盤の強化と財政マネジメントの向上に取り組んでいく。
経営状況
収支構造
総額7.7億円
総額7.2億円