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経常収支比率収益的収支比率施設利用率有収率 |
経営の健全性・効率性について①収益的収支比率について令和6年度から法適用化が始まり令和5年度は打切決算となったため、料金収入が減少し収益的収入は昨年度比で10.1%減となりました。収益的支出は地方債利息が減少しているものの、法適用化に伴う費用が増加し昨年度比で21.1%増となりました。そのため収益的収支比率は30.8%と過去最低となりましたが、令和5年度に料金改定を行ったことによる収益的収入の回復が見込まれ、さらに維持管理費用を見直してコスト削減を行い、経営改善を進めていきます。④企業債残高対給水収益比率について企業債残高対給水収益比率が年々減少しているのは、給水人口の減少に伴う給水収益の減少が原因だと考えられます。今後、企業債残高は減少することが見込まれますが、定期的に料金改定の検討や料金回収率を上げて、企業債残高対給水収益比率の改善を行っていきます。⑤料金回収率(%)について料金回収率は100%を下回っており、給水収益の減少により供給単価が下がったことが原因だと考えられます。今後も給水収益の確保が必要とされ、未収金の回収や適切な料金単価の見直しを行っていきます。⑥給水原価について給水原価は、起債償還金が多いため高い数値で推移しており、原価を下げるには維持管理費や工事費用を抑えるよう努めます。⑦施設利用率(%)について施設利用率は、季節によって利用率が変動することを考慮しても適切な施設規模だと考えられますが、今後、給水人口の減少が進むと利用率が下がることが予想されますが、施設の耐用年数も踏まえて適切な施設規模を維持し施設利用率の向上を目指していきます。⑧有収率(%)について有収率は平均数値より高い値で維持していて、施設の稼働状況が収益に反映されていることが分かります。今後、管路の老朽化により漏水が引きおこる可能性がありますが、早期発見・修繕に努めます。 |
管路更新率 |
老朽化の状況について③管路更新率(%)について管路の敷設から約30年を経過し老朽化が進んでいます。年に1回ほど管路での漏水が確認され、その都度修繕している状況ですが、管路更新計画をたて経営負担がないよう計画的に更新していきます。・その他について浄水施設については、国からの補助金を活用しながら計装機器を更新しています。令和8年度には更新が完了するため、引き続き定期点検を行いながら適切な施設管理をしていきます。 |
全体総括令和5年度は打切決算ということもあり、支出に対して収入が少なくなり、一般会計からの繰入金により経営が賄われている状況です。定期的に料金改定を行っていくことや年々企業債償還金が減少することにより、来年度以降は経営改善が見込まれますが、将来的に給水人口の減少に伴う料金収入の減少や耐用年数を迎える管路の更新により膨大な費用が発生することが予想されます。引き続き補助金や企業債を活用して経営に負担をかけないよう計画的に実施していきます。 |
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