簡易水道事業(法適用) 漁業集落排水施設 特定環境保全公共下水道
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東北電力㈱東通原子力発電所1号機の営業運転に伴い、固定資産税(大規模償却資産)の増収により、平成18年度から平成21年度まで交付税不交付となっている。しかし、固定資産税の減少により、平成22年度から交付団体となり、こお傾向は今後も継続する。<単年度の財政力指数>平成18→1.35平成19→1.23平成20→1.14平成21→1.07平成22→0.97平成23→0.95
普通交付税の増収があったものの、村税の減収に伴い経常一般財源は減少しており経常収支比率は上昇傾向にある。ただし、公債費の償還終了により数値としては、0.2ポイント下降した。今後も、人件費や経常経費の抑制に努める。(経常一般財源平成22→3,584,235平成23→3,374,183)
住民基本台帳人口は毎年度減少しているものの、公共施設の維持管理費がほぼ横ばいで費用が増加していることに加え、原子力施設及び住民対策のための人員配置や教育環境の充実のため、わが村の先生特区による小中学校教員の加配による人件費が増加しているためである。いずれも特定財源による増加分であり、類似団体内では決算額は高い傾向にある。
もともと職員が類似団体に比べ多い反面、給与支給額は低く抑える傾向にあり、前年度の児童・幼児教育公務員の退職に伴い、年齢的にも給与的にも比率はむしろ減少する見込みであった。今後も退職者の不補充や勧奨退職を奨励し、給与の適正化に努める。
前年度の児童・幼児教育公務員の退職(21人)に伴い、結果として比率が減少した。しかし、原子力行政とわが村の先生特区による教員加配により、依然として比率は高めになっている。
標準財政規模が縮小傾向にあるため、公債費支出が減少しても比率は上昇する傾向にある。一般会計の公債費はピークを超え減少しているものの、公営企業債は横ばいで推移する予定であるが、広域行政事務組合での公債費も増加する見込みであることから、発行の抑制と計画的な繰上げ償還に取り組まなければならない。
新たな債務負担設定事業がないため、支出費用は減少傾向にある。しかし、標準財政規模並びに算入公債費の額が減少している。また、将来負担額の中では地方債と公営企業債が多くを占めている(79%)地方債の現在高は減少傾向にあるが、標準財政規模もならって減少傾向にあるので、新たな債務負担の設定を慎むべきである。
大部分が他会計繰出金である。類似団体を下回っているが、国保会計、介護保険会計など社会保障に対する繰出しも多くなる傾向にある。併せて、下水道会計など経費を削減するとともに独立採算の原則に立ち料金の値上げなども検討するよう努める。
消防、ごみ、し尿処理など広域行政に占める補助金が大部分を占めている。特に村の面積が広いため、消防行政は多額の経費を要しており、現行の1署2分遣所体制の再編など部分的な改革が必要である。
起債発行額を抑制した効果として、公債費支出抑制が図られている結果ととらえている。ただし、臨時財政対策債は増加傾向にあるので、他の地方債の発行には、公債費適性化計画にのっとり抑制していく。
類似団体で唯一上回っている補助費等が大きな要因となっている。広い村の面積が災いし、また、雪国特有の除排雪による維持補修費も平成23年度においては圧迫する要因ともなっている。除雪費等の予期できない支出ではなく、管理できる公債費でしっかりとした支出動向を見極める。
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