農業集落排水施設 簡易水道事業(法適用) 公共下水道 簡易水道事業(法適用)
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平成23年度においては、人口減等により基準財政需要額が減少したことから、前年度対比0.01ポイント減の0.29となった。町税収入はほぼ横ばいで推移しており、厳しい経済情勢が続いていることから大幅な増収は見込めない状況であるが、滞納処分の強化等により財政力の確保に努める。
保育所・給食センター・公園・牧場等の運営を直営で行っており、これに関わる人件費や物件費(賃金)が要因となって、類似団体平均値を上回っている。今後は、公共施設の老朽化に伴う維持費の増加が見込まれるため、より一層のコスト低減に向け、事務事業の見直しを進める。
職員の平均年齢の上昇とともにラスパイレス指数も上昇し、類似団体平均値との差も4.6ポイントとなっている。国家公務員の時限的な給与改定特例法による措置が無いとした場合の参考値でも99.4と高水準にあることから、今後においても継続して給与の適正化に努める。
過去の積極的な施策展開による職員採用や保育所・牧場等の施設運営を直営で行っていることから類似団体平均値を上回っていたが、業務の見直しや退職者の一部不補充などにより改善を図り、本年度は下回った。今後も権限移譲などの業務拡大に対応しつつ職員の適正配置によるスリムな行政組織の確立を図る。
新規発行債の抑制を図ってきたことにより、年々改善しているが、国営土地改良事業市町村負担金等の債務負担行為に基づく支出額が約1億4千万円と大きく、類似団体平均値を上回る要因となっている。引き続き、新規発行債の抑制に努めるとともに、公債費の適正管理に努める。
新規発行債の抑制を図ってきたことにより年々改善しているが、国営土地改良事業市町村負担金等の債務負担行為に基づく支出予定額が23億円を超えており、類似団体平均値を上回る要因となっている。引き続き、新規発行債の抑制や基金残高の確保に努める。
財政の健全化に向けた給与の独自削減や退職職員の一部不補充により人件費の抑制を図っているが、保育所・給食センター・公園・牧場等の施設運営を直営で運営しており、これらに関わる人件費が要因となって、類似団体平均値を上回っている。行政サービスの提供方法の差異によるものであるが、民間委託の検討を進めるとともに、適正な職員配置のもと行政のスリム化を図り、人件費の抑制に努める。
直営運営施設等に係る賃金が要因となって、類似団体平均値を上回っている状況である。また、予防接種や各種検診に係る委託料について増加傾向にあるが、縮減は困難な部分であり、施設運営経費の一層の縮減に努める。
類似団体平均値並みの推移であったが、平成23年度決算にあっては国民健康保険特別会計への繰出金の増加などにより、前年度対比2.0ポイントの増となった。今後も医療・介護に係る特別会計繰出金は増加が見込まれるが抑制が困難な部分であり、下水道事業等の特別会計の経営強化による繰出金の減少などに努める。
類似団体平均値並の推移であったが、平成23年度決算にあっては経常経費全体の増加と公債費の縮減により、公債費以外の比率が上がった。今後も公債費の抑制に努める。
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