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財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
平成13年度より連続した伸びを示していたが、平成19年度から平成21年度までは0.54%となり、平成22年度以降は3年連続して0.01ポイントずつ低下しており、平成25年度は前年度同様の0.51%となっている。類似団体内平均値と比較して大幅に下回っており、企業誘致や雇用対策に関する事業等で課税客体の増加を図る。また、引き続き徴収業務の強化と歳出の節減を図ることにより、自主財源の確保と財政基盤の強化に努める。
類似団体内平均値を下回っており、前年度と比較して1.5ポイント改善している。要因としては、歳入では地方交付税が減少したものの地方税がこれを上回る増加が見られ、歳出では人件費及び公債費が減少したことによる。平成23年度以降は改善傾向にあるが、今後の社会保障費(扶助費)の増加が見込まれるため、平成18年度より開始している枠配分方式による予算編成を継続するなど、経常経費の抑制に努める。
類似団体内平均値を下回っているが、前年度より悪化している。要因としては、人件費は減少傾向にあるものの物件費が増加傾向にあり、主に、沖縄こどもの国の展示品整備や観光基盤整備に関するICT利活用などの経費が影響したことによるものである。今後は、施設の老朽化による維持補修費が見込まれるため、コスト削減を図りつつ計画的な事業執行による歳出の平準化に努める。
類似団体内平均値とほぼ同等値となっており、昨年度と比較して0.01人減少している。本市においては、平成16年度に沖縄市行政改革大綱を策定し、平成22年4月1日までに89人の削減(水道局含む)を実施した。今後においても、効率的な行政運営を目指し、職員の定員適正化に努める。
類似団体内平均値をやや上回っているが、前年度と比較して0.8ポイント改善している。要因としては、標準財政規模の伸びが改善に影響を与えている。しかしながら、今後においては、市営住宅建替えや学校建設事業などの公債費を伴う普通建設事業が見込まれているため、市債発行額を抑制して財政の健全化に努める。
類似団体内平均値を下回っており、前年度と比較して6.6ポイント改善している。要因としては、一部事務組合の地方債現在高が減少し、充当可能基金や充当可能財源等の伸びが改善要因となっている。今後においても、将来負担の軽減を図るため、新規事業の厳選などにより、持続可能な財政構造、健全な財政運営に努める。
人件費ついては、類似団体内平均値を3.5ポイント下回っている。要因としては、本市のラスパイレス指数が類似団体内平均値よりも1.9ポイント低くなっていることが挙げられる。今後においても、給与制度全般についての是正や定員管理等、人件費の抑制に努める。
物件費については、一定水準のまま推移しており、前年度と比較して0.2ポイント上昇しているが、類似団体内平均値を1ポイント下回っている。今後においても、行政事務の合理化や民間委託等を効率的に実施し、効果的な予算編成により物件費の抑制に努める。
扶助費については、年々増加傾向にあり、類似団体内平均値を大幅に上回っている。前年度と比較して0.2ポイント増加した要因としては、生活保護費や介護給付費の増加が大きな影響を与えている。今後においても、生活保護の適正な実施や住民の健康づくりなどを推進することにより医療費等の抑制に努める。
その他については、国民健康保険事業特別会計繰出金、介護保険事業特別会計繰出金、後期高齢者医療事業特別会計繰出金、下水道事業特別会計繰出金などの増額により、前年度と比較して0.1ポイント上昇した。類似団体内平均値と比較して1.7ポイント下回っているものの、今後においても、各特別会計における自主財源の確保など適正な財政運営に努める。
補助費等については、類似団体内平均値を3.9ポイント下回っているが、前年度と比較して0.5ポイント増加している。要因としては、倉浜衛生施設組合負担金や待機児童対策特別事業等の増額によるものである。今後においても、補助金交付対象事業の見直し確認等を適切に実施し、補助費等の適正化に努める。
公債費については、平成22年度以降減少傾向にあり、類似団体内平均値を5ポイント下回っている。前年度と比較して0.4ポイント改善しているが、今後においては、公共施設の老朽化に伴う普通建設事業費の増加が見込まれるため、地方債発行額の抑制により持続可能な財政運営に努める。
公債費以外については、前年度と比較して1.2ポイント改善しており、類似団体内平均値を2.5ポイント下回っている。人件費については減少傾向にあるが、扶助費や補助費等が増加傾向にある。今後においても、経常経費の節減を図りつつ積極的に財源の確保に努める。
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