熊野町

地方公共団体

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地方公営企業の一覧

公共下水道 簡易水道事業(法適用)


収集されたデータの年度

2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度 2010年度

指定団体等の指定状況

財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定

人口の推移

産業構造

財政比較分析表(2019年度)

財政力

財政力指数の分析欄

人口の減少や広島県平均(令和2年1月1日現在高齢化率28.9%)を上回る高齢化(同34.9%)等により財政基盤が弱く、類似団体平均を下回っている。今後も、事務事業の見直し等の行政の効率化や、徴収率の向上、遊休公有財産の売却や、企業立地の促進及び雇用機会の拡大による歳入確保に一層取り組み、財政基盤の強化を図る。

類似団体内順位:76/99

財政構造の弾力性

経常収支比率の分析欄

平成30年度は類似団体平均を下回ったが、扶助費(82百万円)等の増加により令和元年度は類似団体を上回った。今後も災害関連事業に係る公債費の増加や、高齢化に伴う特別会計への繰出金等の義務的経費の増加が見込まれるため、事務事業の計画的な執行や町税収入確保の取組みにより、さらなる改善に努める。

類似団体内順位:54/99

人件費・物件費等の状況

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

類似団体平均を下回っているものの、平成30年7月豪雨の影響や情報システムの強靭化に要する経費などを、平成30年度と同等に要していたが、1人当たりについては、人口減少したことで増加した。今後は、老朽施設の改修に係る維持補修費の増加が見込まれるため、引き続き、熊野町公共施設等総合管理計画に基づき公共施設等を総合的かつ計画的に管理することにより、財政負担の軽減を図りつつ、効率的・効果的な公共施設の配置に努める。

類似団体内順位:46/99

給与水準(国との比較)

ラスパイレス指数の分析欄

本町におけるラスパイレス指数は、従来から類似団体平均より低い水準で推移し、全国平均比でも低い水準にあるが、今後も国や他団体の取組み状況を踏まえ、引き続き職員給与の適正化に努めていく。

類似団体内順位:20/99

定員管理の状況

人口1,000人当たり職員数の分析欄

職員数は、従来からの職員削減努力により全国平均、県平均及び類似団体平均を下回る状況にあるが、高度化・複雑化する住民ニーズに柔軟かつ的確に対応できる体制を維持する必要があることから、令和3年度から実施する第5次熊野町定員適正化計画に基づき、今後も職員の定員管理の適正化に努めていく。

類似団体内順位:31/99

公債費負担の状況

実質公債費比率の分析欄

類似団体平均を上回っているものの、普通建設事業の取捨選択、既発債の償還終了及び地方債発行の抑制により、減少傾向で推移している。今後は、災害関連事業に係る地方債発行額の増加、一部事務組合等元利償還金の増加が見込まれるため、実施事業の規模等を精査し、適切な事業規模での実施、計画的な地方債の発行に努める。

類似団体内順位:50/99

将来負担の状況

将来負担比率の分析欄

下水道事業債の地方債現在高が減少したこと等により、平成24年度以降将来負担比率は減少していたが、平成30年度以降は、平成30年7月豪雨による基金残高の減少により、増加している。今後も、数年間は災害関連事業に伴い、基金の減少及び地方債残高の増加が見込まれるが、事務的経費の更なる圧縮に努め、財政の健全化を図る。

類似団体内順位:42/99

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2019年度)

人件費

人件費の分析欄

平成30年7月豪雨の影響により臨時的経費に分類していた災害復旧事業に要した人件費について、災害関連経費が前年度より減少したことで前年度から0.6ポイントの増となったが、引き続き類似団体平均及び全国平均を下回っている。今後も引き続き、熊野町定員適正化計画に基づき組織力の向上を図り、効率的な事務執行に努める。

類似団体内順位:13/99

物件費

物件費の分析欄

熊野町行政改革大綱に基づき、町内施設において指定管理者制度による業務の民間委託を推進したこと等により、改善傾向にあったが、令和元年度は、災害関連経費等の支出もあり、前年度と同等の数値となり、依然として類似団体平均よりも高い推移となっている。今後も事務事業の効率化を進め、内部管理経費の抑制等、コスト削減に努める。

類似団体内順位:57/99

扶助費

扶助費の分析欄

主な増加要因は、障害者福祉サービスの利用者増や保育無償化といったものがあげられる。障害者福祉サービスの利用可能施設が増加するなど利用環境が整備されてきたことも要因と考えられる。今後も、障害児保育等での独自加算など増加傾向になると思われるため、適宜事務の見直しを行い、適正な事務執行に努める。

類似団体内順位:71/99

その他

その他の分析欄

その他に含まれる経費である公営企業等への繰出金が多額となっていることから、類似団体平均より高い推移となっており、今後も同程度の繰出金が必要と見込まれる。引き続き経費の節減や使用料・保険税等の適正化を図り、独立採算の原則に立ち返った財政運営及び介護予防・健康増進といった取組を努める。

類似団体内順位:91/99

補助費等

補助費等の分析欄

消防業務及びごみ・し尿処理業務を、他自治体への事務委託や一部事務組合による運営で行っているため、類似団体平均よりも高い推移となっている。令和元年度は、筆の里工房の運営に係る補助金が増加したことで、前年度から0.2ポイント増となった。今後も、施設改修に係る負担金の増加が見込まれることから、目的を達成した補助事業や、費用対効果の低い補助事業の見直し等に努める。

類似団体内順位:40/99

公債費

公債費の分析欄

地方債の発行にあたっては、交付税措置のある地方債に限るなど、発行の抑制に努め、公債費に係る経常収支比率は類似団体平均を下回っている。しかし、臨時財政対策債が多額となっていることに加え、今後は、災害関連事業に係る地方債発行額の増加、一部事務組合等元利償還金の増加が見込まれるため、実施事業の規模等を精査し、適切な事業規模での実施、計画的な地方債の発行に努める。

類似団体内順位:42/99

公債費以外

公債費以外の分析欄

人件費・補助費等では類似団体平均を下回っているが、その他の経費(扶助費・物件費・繰出金等)では類似団体平均を上回っている。今後も、老朽施設の改修等の大規模事業や高齢化等による扶助費の増等により、経常収支比率が悪化することが見込まれるため、事務事業の見直しを更に進めることにより経常経費の削減に努める。

類似団体内順位:63/99

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

議会費

労働費

消防費

諸支出金

総務費

農林水産業費

教育費

前年度繰上充用金

民生費

商工費

災害復旧費

衛生費

土木費

公債費

目的別歳出の分析欄

・「総務費」は、筆の里工房改修事業や住民票等のコンビニ交付システム導入といった大型事業が終了したため、14.2%の大幅な減となっている。・「消防費」は、防災行政無線のデジタル化や避難路の整備等の影響で、住民一人当たり20,157円となり、前年度から51.6%の大幅な増となり類似団体平均を上回った。・「民生費」は、前年度に比べ減少したが、前年度は平成30年7月豪雨による災害救助事業により、増加したものであり、今年度は大幅な減となったが、障害者福祉サービス利用者増や保育無償化により、扶助費が増加傾向にある事から、平成29年度と比較すると大幅に増加している。・「災害復旧費」は、平成30年度7月豪雨の影響で、2年続けて高くなっている。平成30年7月豪雨による災害復旧費は少なくとも令和3年度決算までは支出があるものと思われる。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

人件費

補助費等

災害復旧事業費

投資及び出資金

物件費

普通建設事業費

失業対策事業費

貸付金

維持補修費

普通建設事業費(うち新規整備)

公債費

繰出金

普通建設事業費(うち更新整備)

積立金

前年度繰上充用金

性質別歳出の分析欄

・「災害復旧事業費」は、平成30年度7月豪雨の影響で、2年続けて高くなっている。平成30年7月豪雨による災害復旧費は少なくとも令和3年度決算までは支出があるものと思われる。・「普通建設事業費」は、筆の里工房改修や小・中学校の空調整備等の大規模改造事業が終了したことで減額となった。「繰出金」は、住民一人当たり52,038円となっており、類似団体平均と比較して一人当たりコストが高い状況となっている。これは、生活インフラである下水道事業や社会保障関連経費である後期高齢者医療事業等への繰出金が多額となっているものであり、今後も同程度が見込まれる。公営企業については、引き続き、経費の節減や使用料の適正化を図ることなどにより、独立採算の原則に立ち返った財政運営に努める。社会保障関連経費については、高齢者のうち後期高齢化率が今後高くなることから、介護予防等の健康増進事業に努め医療費等の適正化を図る。

実質収支比率等に係る経年分析(2019年度)

分析欄

「財政調整基金残高」は、毎年、基金取崩額の減少に努めているが、平成29年度以降減少しており、特に平成30年度以降は、平成30年7月豪雨の影響により大きく減少している。「実質収支額」は、扶助費等の決算額等の影響から、例年2億円前後発生している。更なる精査を行い、適正水準(3~5%)となるよう努める。「実質単年度収支」は、平成27年度を除き、基金積立を上回る取崩しを行った影響によりマイナスとなっている。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2019年度)

分析欄

全会計において、黒字となっている。引き続き、経費節減や使用料の適正化、事務事業の見直し等により、財政の健全化に努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

「元利償還金」については、老朽化施設等の大規模事業に伴う地方債発行により増加傾向にある。「算入公債費等」は、交付税措置のある臨時財政対策債に係る算入が増加しており、実質公債費比率の分子は減少している。今後については、平成30年7月豪雨を起因とした災害復旧事業費等の災害関連経費の償還が始まることから元利償還金は大幅に増加することから実施事業規模等を十分に精査していく必要がある。

分析欄:減債基金

満期一括償還地方債の償還の財源としての積立は行っていない。

将来負担比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

「地方債現在残高」は、平成30年7月豪雨に係る災害復旧事業や災害関連事業により増加傾向となっている。今後も施設の老朽化対策や、防災・減災対策事業などにより地方債発行額の増加が見込まれるため、適切な事業規模で事業を実施し、計画的な地方債発行に努める。「公営企業債等繰入見込額」は、下水道事業のみとなっており、計画的な事業実施により地方債残高が減少しているが、老朽化した管渠更新等が控えていることから引き続き計画的に事業を実施していく必要がある。

基金残高に係る経年分析(2019年度)

基金残高合計

基金全体

(増減理由)災害復旧事業や災害関連経費等の財源として取り崩しを行ったことにより減少した。(今後の方針)人口減による税収の減や高齢化による社会保障関連経費の増加、公共施設の老朽化による修繕や維持管理経費などの一般財源負担の増加が見込まれるが、事業の見直しなどによる効率的な行政運営や公共施設適正管理計画に基づいた計画的な施設管理により、事業費を抑制することで、基金の取り崩しを抑える。

財政調整基金

財政調整基金

(増減理由)平成30年7月豪雨に係る事業費の財源としたことによる減少(今後の方針)人口減による税収の減や高齢化による社会保障関連経費の増加により、一般財源負担の増加が見込まれるが、事業の見直しなどにより効率的な行政運営をすることで、財政調整基金の取り崩しを抑える。

減債基金

減債基金

(増減理由)基金利子のみで増減なし。(今後の方針)計画的に積立てる予定は無いが、積立て分については地方債償還に充てていく。

その他特定目的基金

その他特定目的基金

(基金の使途)公共施設等整備基金:公共施設等の整備を目的とする事業の効率的な推進を図るもの。筆の里づくり基金:筆の里づくりの資金に充てるもの。地域福祉基金:高齢者保健福祉の増進を図り、高齢者保健福祉施策を推進する経費の財源に充てるもの。(増減理由)公共施設等整備基金:筆の里工房の施設改修、災害廃棄物の仮置き場としていた町民グランド復旧工事、町道の維持補修などに充当した。筆の里づくり基金:筆文化継承に資する事業として、熊野筆情報発信拠点移設整備事業、筆まつり実行委員会、筆の日実行委員会等補助金へ充当した。地域福祉基金:高齢者等交通弱者の移動手段の確保を目的とした「おでかけ号」の運行経費に充当した。(今後の方針)公共施設等整備基金:老朽施設の改修等の大規模事業により減少が見込まれるため、遊休公有財産の売却等により積立財源の確保に努める。筆の里づくり基金:筆文化継承に資する事業や書写教育等の振興に関する事業へ活用する見込みのため、ふるさと納税等により積立財源の確保に努める。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2019年度)

有形固定資産減価償却率

有形固定資産減価償却率の分析欄

昭和40年代から60年代に人口が急激に増加したため、同時期に整備した施設が多く類似団体と比較しても高い数値となっている。今後は、施設管理計画に基づき統合や廃止を含め計画的に更新を行っていく必要がある。

類似団体内順位:84/92

(参考)債務償還比率

債務償還比率の分析欄

平成30年7月豪雨の影響もあり前年度と比較すると大幅に増加している。人口減少が進む中で、地方税等の自主財源の大幅な増収は見込めないことから、既存事業の徹底した見直しを行うことで、さらなる経常経費の削減を行う必要がある。

類似団体内順位:58/99

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率については、低い数値で推移はしているが、防災拠点施設の整備、災害予防事業や大型事業が予定されているため、引き続き事業費の抑制に取り組む必要がある。有形固定資産原価償却率は類似団体に比べても高い傾向にあるため、老朽化対策を急ぎながらも、人口減少が進む中で、統廃合を含めた計画的な整備を行っていく。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率については類似団体と比較し高い数値とはなっているが、年々減少傾向にある。将来負担比率については、事業費の抑制等により地方債の発行を最小限に抑えた結果であると考えられる。しかしながら、今後は、防災拠点施設の整備、災害予防事業、大型観光施設等の整備が計画されており、数値の上昇が見込まれるため、一層の事業費の抑制や財源確保に努め財政の健全化を図っていく必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2019年度)

道路

橋りょう・トンネル

公営住宅

港湾・漁港

認定こども園・幼稚園・保育所

学校施設

児童館

公民館

施設情報の分析欄

道路及び学校施設について、類似団体と比較しても老朽化が進んでいる状況にある。計画的に老朽化対策を行っていく必要があるが、特に学校施設については、1人当たりの面積が類似団体と比較して高くなっており、今後さらに少子化が進むことが確実な中で適切な施設規模等を考慮した施設管理計画を策定する必要がある。一方で児童施設、公営住宅、公民館については、今後、老朽化した際に費用が最小限となるよう適切な管理運営を行っていく必要がある。

施設類型別ストック情報分析表②(2019年度)

図書館

体育館・プール

福祉施設

市民会館

一般廃棄物処理施設

保健センター・保健所

消防施設

庁舎

施設情報の分析欄

減価償却については、類似団体平均と同等又は下回っており現時点では、喫緊に老朽化対策を講じる必要性はないが、今後の維持管理費用を適切に把握した財政運営を行う必要がある。市民会館の一人当たりの面積が類似団体に比べ低くなっているが、類似施設である公民館を町内の各地区に整備することで利用規模や目的に応じて活用できており、需要に応じた施設規模であると考えている。

財務書類に関する情報①(2019年度)

資産合計

負債合計

1.資産・負債の状況

・一般会計等の資産総額は174百万円、0.9%の減少となった。これは、平成30年7月豪雨災害に関連した支出の増加により、財政調整基金が前年度から181百万円減少したことが主な要因となっている。負債総額は615百万円、8.1%の増加となった。これは、平成30年7月豪雨災害に関連した地方債(固定負債)の借入が増加し、借入額が償還額を上回ったことが主な要因である。・特別会計、企業会計を加えた全体では、資産総額が286百万円、0.9%減少し、負債総額についても、138百万円、1.0%減少した。資産、負債ともに一般会計等から多くなっているが、これは、上水道、下水道のインフラ資産を含んでいることが主な要因である。筆の里振興事業団、広島県後期高齢者医療広域連合等を加えた連結では、資産総額が424百万円、1.2%減少し、負債総額についても、188百万円、1.3%減少した。資産、負債ともに一般会計等から多くなっているが、これは、安芸地区衛生施設管理組合が保有する事業用資産や地方債を計上していることが主な要因である。

純経常行政コスト

純行政コスト

2.行政コストの状況

・一般会計等では、人件費、物件費等の業務費用が4,184百万円、補助金や社会保障給付等の移転費用が3,544百万円であり、業務費用の方が移転費用よりも多い。科目別にみると最も金額が大きいのは物件費(1,982百万円)、移転費用では、社会保障給付(1,518百万円)である。これは、指定管理者制度導入などによる民間委託や、後期高齢化の進展などによる扶助費が主な要因である。・全体では、水道料金等が経常収益の使用料及び手数料に含まれるため、一般会計等に比べ、経常収益が686百万円多くなっている一方、国民健康保険や介護保険等の給付を補助金等に計上しているため、移転費用が4,067百万円多くなり、純行政コストは4,418百万円多くなっている・連結では、連結対象団体の事業収益が経常収益に含まれるため、一般会計等に比べ1,035百万円多くなっている一方、経常費用が9,322百万円多くなり、純行政コストは8,281百万円多くなっている。

本年度差額

本年度末純資産残高

本年度純資産変動額

3.純資産変動の状況

・一般会計等では、税収等の財源(7,928百万円)が純行政コスト(8,252百万円)を下回ったため、本年度差額は△325百万円となり、純資産残高は減少した。平成30年度と比較すると若干の改善はあったが、税収等の財源は大きく増加することは見込まれない中で、平成30年7月豪雨による災害復旧事業費等の臨時損失による純行政コストの増加が予想されることから、引き続き、物件費等を減少させるよう努める。・全体では、国民健康保険等の給付費が純行政コストに含まれるため、一般会計等に比べ4,418百万円増加するが、国民健康保険税や介護保険料等が税収等に含まれることから、財源が4,586百万円増加し純行政コストを上回るものの、一般会計等の影響が多きく、本年度差額は△156百万円となり、純資産残高は減少した。・連結では、広島県後期高齢者医療広域連合への補助金等が財源へ含まれるため、一般会計と比べ8,355百万円増加するが、安芸地区衛生施設管理組合でのごみ処理事業などで、8,281百万円の純行政コスト増により、本年度差額は△250百万円となり、純資産残高は237百万円減少した。

業務活動収支

投資活動収支

財務活動収支

4.資金収支の状況

・一般会計等では、業務活動収支が平成30年7月豪雨による災害復旧事業費支出(779百万円)の増加はあったものの、前年度の支出に対する国県等の追加収入により、104百万円の黒字となった。しかしながら、投資活動収支については、義務教育施設への空調設置や避難路整備事業等により、233百万円の赤字となっていある。財務活動収支は、地方債発行収入が地方債償還支出を上回ったため、150百万円の黒字となっており、本年度末資金残高は前年度から21百万円増加し、285百万円となった。・全体では、介護保険料等が税収等収入に含まれることから、業務活動収支は、一般会計に比べ505百万円多い609百万円となり、黒字となっている。投資活動収支は、公共下水道等の整備等により、一般会計に比べ201百万円減の434百万円の赤字となっている。財務活動収支は、一般会計に比べ273百万円減の123百万円の赤字となっており、本年度末資金残高は前年度から51百万円増加し、1,445百万円となった。・連結では、連結対象団体の事業収益が業務収益に含まれることなどから、業務活動収支は、一般会計に比べ473百万円多い577百万円の黒字となっている。投資活動収支は、一般会計等に比べ235百万円減少し、468百万円の赤字となっている。財務活動収支は、地方債発行収入が地方債償還支出を上回ったため126百万円の赤字となっており、本年度末資金残高は前年度から15百万円減少し、1,642百万円となった。

財務書類に関する情報②(2019年度)

①住民一人当たり資産額(万円)

②歳入額対資産比率(年)

③有形固定資産減価償却率(%)

1.資産の状況

①住民一人当たり資産額類似団体平均を大きく下回っているが、本町では、道路や河川の敷地のうち、昭和59年度以前に取得したものは、取得価額が不明として備忘価額1円で評価しているものが多くあるためである。②歳入額対資産比率類似団体と比較して資産額が下回っていることもあり、歳入額対資産比率も類似団体を大きく下回る結果となっている。特に平成30年度以降は、平成30年7月豪雨に係る、国庫支出金、地方債が大幅に増加しているため、資産比率が減少している。③有形固定資産減価償却率町が保有する建物は、人口増加が進んでいた昭和40から60年代にかけて学校施設を中心に建設されており、建築後30年以上経過した建物が半数以上を占めている。老朽化した施設については点検等を行い、計画的な長寿命化を進めるなど、適正管理に努める。2.資産と負債の比率④純資産比率、⑤将来世代負担比率純資産比率は、類似団体平均を下回っているが、負債の大半を占めているのは特例地方債(臨時財政対策債)である。臨時財政対策債等の特例的な地方債を除いた、地方債残高を分子とした将来世代負担比率は、類似団体平均を下回っているものの20.5%と低い値となっているが、平成30年7月豪雨による災害復旧事業や義務教育施設等の大規模改事業、防災行政無線のデジタル化などによる地方債発行の影響により前年度から増加している。今後も、防災・減災対策のための地方債発行が増加する見込みのため、将来世代負担比率の増加が予想される。3.行政コストの状況⑥住民一人当たり行政コスト平成30年度から引き続き、平成30年7月豪雨による臨時損失の増(779百万円)の影響により、類似団体平均を上回ることになった。災害復旧事業費などの臨時損失は、3年は続くものと見られるため、純経常行政コストの物件費や社会保障給付にといった、増加傾向にある費用について、保健指導や介護予防等の取組みによる抑制に努める4.負債の状況⑦住民一人当たり負債額類似団体平均を下回っているが、これは、近年、地方債発行額が地方債償還額を上回っていることにより、負債額の増加が抑えられていたためであるが、平成30年度からは、災害復旧事業債の発行だけでなく、防災・減災のための地方債発行が増加しする中で、人口減少による影響もあり。一人あたりの負債額は増加傾向にある。なお、地方債の大半を占める臨時財政対策債は、制度創設当初から発行し続けており、地方債残高のうち3,846百万円(約52.2%)となっている⑧基礎的財政収支業務活動収支は税収等収入の増加により黒字となった。投資活動収支については、地方債を発行して、義務教育施設への空調設備設置の等によるものである。

④純資産比率(%)

⑤将来世代負担比率(%)

2.資産と負債の比率

④純資産比率、⑤将来世代負担比率純資産比率は、類似団体平均を下回っているが、負債の大半を占めているのは特例地方債(臨時財政対策債)である。臨時財政対策債等の特例的な地方債を除いた、地方債残高を分子とした将来世代負担比率は、類似団体平均を下回っているものの20.5%と低い値となっているが、平成30年7月豪雨による災害復旧事業や義務教育施設等の大規模改事業、防災行政無線のデジタル化などによる地方債発行の影響により前年度から増加している。今後も、防災・減災対策のための地方債発行が増加する見込みのため、将来世代負担比率の増加が予想される。3.行政コストの状況⑥住民一人当たり行政コスト平成30年度から引き続き、平成30年7月豪雨による臨時損失の増(779百万円)の影響により、類似団体平均を上回ることになった。災害復旧事業費などの臨時損失は、3年は続くものと見られるため、純経常行政コストの物件費や社会保障給付にといった、増加傾向にある費用について、保健指導や介護予防等の取組みによる抑制に努める4.負債の状況⑦住民一人当たり負債額類似団体平均を下回っているが、これは、近年、地方債発行額が地方債償還額を上回っていることにより、負債額の増加が抑えられていたためであるが、平成30年度からは、災害復旧事業債の発行だけでなく、防災・減災のための地方債発行が増加しする中で、人口減少による影響もあり。一人あたりの負債額は増加傾向にある。なお、地方債の大半を占める臨時財政対策債は、制度創設当初から発行し続けており、地方債残高のうち3,846百万円(約52.2%)となっている⑧基礎的財政収支業務活動収支は税収等収入の増加により黒字となった。投資活動収支については、地方債を発行して、義務教育施設への空調設備設置の等によるものである。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

3.行政コストの状況

⑥住民一人当たり行政コスト平成30年度から引き続き、平成30年7月豪雨による臨時損失の増(779百万円)の影響により、類似団体平均を上回ることになった。災害復旧事業費などの臨時損失は、3年は続くものと見られるため、純経常行政コストの物件費や社会保障給付にといった、増加傾向にある費用について、保健指導や介護予防等の取組みによる抑制に努める4.負債の状況⑦住民一人当たり負債額類似団体平均を下回っているが、これは、近年、地方債発行額が地方債償還額を上回っていることにより、負債額の増加が抑えられていたためであるが、平成30年度からは、災害復旧事業債の発行だけでなく、防災・減災のための地方債発行が増加しする中で、人口減少による影響もあり。一人あたりの負債額は増加傾向にある。なお、地方債の大半を占める臨時財政対策債は、制度創設当初から発行し続けており、地方債残高のうち3,846百万円(約52.2%)となっている⑧基礎的財政収支業務活動収支は税収等収入の増加により黒字となった。投資活動収支については、地方債を発行して、義務教育施設への空調設備設置の等によるものである。

⑦住民一人当たり負債額(万円)

⑧基礎的財政収支(百万円)

4.負債の状況

⑦住民一人当たり負債額類似団体平均を下回っているが、これは、近年、地方債発行額が地方債償還額を上回っていることにより、負債額の増加が抑えられていたためであるが、平成30年度からは、災害復旧事業債の発行だけでなく、防災・減災のための地方債発行が増加しする中で、人口減少による影響もあり。一人あたりの負債額は増加傾向にある。なお、地方債の大半を占める臨時財政対策債は、制度創設当初から発行し続けており、地方債残高のうち3,846百万円(約52.2%)となっている⑧基礎的財政収支業務活動収支は税収等収入の増加により黒字となった。投資活動収支については、地方債を発行して、義務教育施設への空調設備設置の等によるものである。

⑨受益者負担比率(%)

5.受益者負担の状況

類似団体平均を下回っており、経常的な行政サービスに係る費用に対する使用料や手数料等の負担割合が低くなっている。そのため、令和元年10月から、公共施設等の使用料等の見直しを行ったが、今後も定期的な受益者負担の見直しにより適正化を図る必要がある。

類似団体【Ⅴ-2】

七飯町 美幌町 遠軽町 音更町 幕別町 中標津町 紫波町 矢巾町 大河原町 柴田町 亘理町 利府町 大和町 美里町 東海村 阿見町 壬生町 野木町 吉岡町 玉村町 伊奈町 三芳町 毛呂山町 小川町 宮代町 杉戸町 松伏町 酒々井町 栄町 瑞穂町 葉山町 寒川町 大磯町 二宮町 湯河原町 立山町 津幡町 内灘町 富士河口湖町 下諏訪町 岐南町 笠松町 函南町 清水町 東郷町 扶桑町 大治町 蟹江町 美浜町 明和町 精華町 島本町 熊取町 猪名川町 播磨町 太子町 三郷町 斑鳩町 田原本町 上牧町 王寺町 広陵町 白浜町 府中町 海田町 熊野町 石井町 北島町 藍住町 三木町 綾川町 松前町 砥部町 いの町 宇美町 篠栗町 志免町 須恵町 新宮町 粕屋町 水巻町 岡垣町 筑前町 広川町 福智町 みやき町 有田町 長与町 時津町 菊陽町 益城町 日出町 三股町 高鍋町 読谷村 北谷町 西原町 南風原町 八重瀬町