北島町

地方公共団体

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地方公営企業の一覧

簡易水道事業(法適用) 公共下水道


収集されたデータの年度

2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度

指定団体等の指定状況

財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定

人口の推移

産業構造

財政比較分析表(2022年度)

財政力

財政力指数の分析欄

従来より全国平均及び類似団体平均を上回っている。今後とも、町税の徴収強化や企業誘致により歳入確保に努めるとともに、行政の効率化を進めることで財政の健全化を図る。

類似団体内順位:30/99

財政構造の弾力性

経常収支比率の分析欄

扶助費及び公債費等の増加により90.5%となっており、類似団体平均より上回っている。地方債の新規発行の抑制や、事務事業の見直しを進め、優先度の低い事務事業について計画的に廃止・縮小を実施することで経常経費の削減に努め、財政の弾力性を保っていく。

類似団体内順位:54/99

人件費・物件費等の状況

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

従来より類似団体平均及び全国平均を下回っている。ごみの収集業務や保育所などの施設運営を直営で行っているため、人件費の抑制は難しい状態にあるが、入札契約の徹底等コストの削減に努め数値の改善を図る。

類似団体内順位:33/99

給与水準(国との比較)

ラスパイレス指数の分析欄

従来より全国平均及び類似団体平均を下回る水準を維持している。今後においては、財政負担が過大にならないように人員の適正管理を進め、現在の予算配分のなかで、適正な水準となるよう努める。

類似団体内順位:9/99

定員管理の状況

人口1,000人当たり職員数の分析欄

従来より全国平均及び類似団体平均を下回る水準を維持している。今後は人口増加や地方分権等による業務量の増加を勘案し、適切な定数管理に努める。

類似団体内順位:37/99

公債費負担の状況

実質公債費比率の分析欄

従来より全国平均及び類似団体平均を下回っている。この水準を維持できるよう、事業の規模や必要性、交付税算入の有無などを考慮するなど、精査に努める。

類似団体内順位:33/99

将来負担の状況

将来負担比率の分析欄

従来より数値が算出されない状況が続いている。今後は公共施設の老朽化に伴う多額の費用の発生が見込まれているため、大幅に悪化しないよう計画的な改修を進める。

類似団体内順位:1/99

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2022年度)

人件費

人件費の分析欄

人件費に係るものは、令和4年度において24.0%であり、類似団体平均と比べて高い水準にある。これは、ごみ収集業務や保育所などの施設運営を直営で行っている影響で、職員数が類似団体平均と比較して多いことが主な要因であり、行政サービスの提供方法の差異によるものと言える。今後については、現在の水準を上回る事がないように努めるとともに、業務量の増加に対応した適正な職員数の確保に努める。

類似団体内順位:60/99

物件費

物件費の分析欄

物件費が類似団体平均を上回った。当町は保有している施設も多く、それに伴い、修繕料が多くなる傾向にあるため、公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に基づく計画的な施設更新等を実施することにより、物件費の抑制に努めていく。

類似団体内順位:66/99

扶助費

扶助費の分析欄

扶助費は類似団体平均を上回っており、財政を圧迫する要因となっている。今後も施設型給付費負担金や障害児通所給付費、はぐくみ医療の増加が見込まれるため、歳出項目ごとの見直しを行い、数値の改善を図るよう努める。

類似団体内順位:83/99

その他

その他の分析欄

直近3年間は類似団体平均を上回っているが、主な要因は、操出金の増加にある。下水道施設の維持管理経費に加え、介護保険事業、国民健康保険事業等で給付の増などから、今後も増加傾向は続くと予想される。事業の精査や給付内容の見直しを行うなど普通会計の負担額を減らすように努める。

類似団体内順位:63/99

補助費等

補助費等の分析欄

補助費等は類似団体平均を下回った。必要な補助について精査し、引き続き補助費の適正化に努めていく。

類似団体内順位:44/99

公債費

公債費の分析欄

従来より全国平均及び類似団体平均を下回っている状態が続いているが、今後公共施設の更新等による事業費の増加も見込まれるため適正な財政運営に努める。

類似団体内順位:20/99

公債費以外

公債費以外の分析欄

直近5年間においては変動がありつつも傾向としては横ばいであるが、当年度も類似団体平均を上回る状況となっている。今後も個別に細やかな要因分析を行い歳出抑制に努める。

類似団体内順位:80/99

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

議会費

労働費

消防費

諸支出金

総務費

農林水産業費

教育費

前年度繰上充用金

民生費

商工費

災害復旧費

衛生費

土木費

公債費

目的別歳出の分析欄

・民生費は、住民一人当たり151,230円となっており、占める割合が最も高くなっている。前年度と比較すると15,250円減少しているが、子育て世帯への臨時特別給付事業費や非課税世帯等への臨時特別給付事業費の減少によるものである。扶助費等の社会保障関連経費が多い民生費は今後も増加が見込まれるため、比率の推移は注視していく必要がある。今後は子育て支援施策等を推進しながらも、受益者負担の原則などを徹底し、財政を圧迫することのないよう上昇傾向の歯止めに努める。・衛生費は、住民一人当たり55,371円となっており、前年度比9,141円増加している。主な要因としては、水道事業会計出資金の増加(181,100千円増)が主な要因である。・商工費は、住民一人当たり10,651円となっており、前年度比4,371円増加している。企業立地奨励金の増加及び北島町物価高騰対策商品券事業補助金が主な要因である。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

人件費

補助費等

災害復旧事業費

投資及び出資金

物件費

普通建設事業費

失業対策事業費

貸付金

維持補修費

普通建設事業費(うち新規整備)

公債費

繰出金

普通建設事業費(うち更新整備)

積立金

前年度繰上充用金

性質別歳出の分析欄

歳出総額は、住民一人当たり377,579円となっており、新型コロナウイルス感染症対応経費の減少などにより、その財源としての国庫支出金の減少等に伴い前年度と比較して約12,531円の減少となっている。最も占める割合が高いのが扶助費で、住民一人当たり104,923円となっており、類似団体平均と比べて16,208円(約18%)高くなっている。この要因として、社会福祉関係経費や子育て支援関係経費が膨らんでいることが挙げられる。今後は、受益者負担の原則などを徹底し、財政を圧迫することのないように努める。投資及び出資金については、住民一人当たり10,126円となっており、前年度比で8,762円増加している。増加した要因については、鳴門市との共同による浄水場更新事業に対する出資金が挙げられる。

実質収支比率等に係る経年分析(2022年度)

分析欄

実質収支については、安定的な黒字を保っているものの、今後も、扶助費の増大や公共施設の老朽化に伴う修繕・更新等の費用負担が必要となり、予断を許さない状況にある。今後は、基金取り崩し額の抑制、実質単年度収支の改善のため、歳入確保・歳出削減に向けた取り組みを着実に進めることはもちろん、あらゆる事務事業についても、不断に見直し・効率化を進めていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2022年度)

分析欄

他会計すべてにおいて黒字数値で安定している。しかし、一般会計の繰出金が増加傾向であるため、予算編成時に事業内容の精査を行い、一層の財政健全化に努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

過去の高金利償還分が徐々に完済し、元利償還金が減少傾向にあったが、措置期間が終了した大型事業分の起債の償還が始まるため今後は増加が見込まれる。また、下水道事業の起債残高の増加により普通会計への負担の増加も見込まれる。新規起債の際は、必要性を勘定し計画的に行うように努める。

分析欄:減債基金

利用していない。

将来負担比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

平成24年度以降は、将来負担額が充当可能財源等を下回っている。今後の公共施設の改修による資金需要の増加より起債額の増加が見込まれるため将来的には数値の悪化が懸念される。必要最小限の起債に留め、充当可能基金の積立を図り高い水準での比率の維持ができるように努める。

基金残高に係る経年分析(2022年度)

基金残高合計

基金全体

(増減理由)全体として増加しているが、主として財政調整基金の増加によるものである。(今後の方針)公共施設等の老朽化対策のほか、社会保障関係経費の増大やその他の将来への備えのため、地方財政第7条第1項による積立のほか、行革、経費節減等により捻出した額の積立を行っていく。

財政調整基金

財政調整基金

(増減理由)歳出余剰金処分による積立を行ったこと、及び令和4年度については歳入歳出の不足分についての財政調整基金の取り崩しが見込みより少額であったことから、2億4百万円の増となっている。(今後の方針)社会保障関係経費の増大や公共施設等の老朽化対策、その他の将来への備えのため、地方財政法第7条第1項による積立のほか、行革、経費節減等により捻出した額の積立を行っていく。

減債基金

減債基金

(増減理由)増減なし。(今後の方針)計画な起債により、償還の金額も安定しているため現状維持とする。

その他特定目的基金

その他特定目的基金

(基金の使途)北島町公共施設等整備基金:公共施設の整備(新設、増改築、修繕又は新設等に伴う用地取得)に要する経費の財源に充てるため。北島町職員退職手当基金:北島町職員等の退職特別負担金及び定年前に退職する意思を有する職員の募集及び認定に関する条例に基づく退職特別負担金の支払額に充てるため。労働者福祉施設改装整備基金:労働者福祉施設改装整備資金に充てるため。北島町災害対策基金:北島町の地域ならびに北島町民の生命、身体及び財産を災害から保護し、災害非常時における応急対策の効率化を図るとともに、町民の福祉の確保に資するため。国際交流研修事業基金:国際化の進むなか、北島町に住所を有する中学生を海外に派遣し、研修活動を通じて国際化時代にふさわしい人材の育成を図るため。(増減理由)北島町職員退職手当基金:北島町職員等の退職特別負担金及び定年前に退職する意思を有する職員の募集及び認定に関する条例に基づく退職特別負担金の支払額に充てるため。(今後の方針)北島町公共施設等整備基金については、公共施設等総合管理計画及び個別施設計画に則り、必要な費用について計画的に積立を行っていく。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2021年度)

有形固定資産減価償却率

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率について、年々増加傾向であり類似団体と比較してみると高くなっている傾向である。年々減価償却率の増加しているため今後も、公共施設個別計画や公共施設等総合管理計画等に沿った公共施設に対するマネジメントを進め、計画的な予防保全を図る。

類似団体内順位:53/96

(参考)債務償還比率

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は、類似団体と比較しても低い水準である。令和3年度は類似団体の債務償還比率が顕著に減少したことも要因として考えられるが本町の比率は令和3年度103.7%と大きく減少しているため、今後も引き続き負債が増加しないよう適切に管理していく。

類似団体内順位:15/99

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

例年将来世代負担比率は0であり、今後も将来負担比率が0になるように負債の調整等を行う。また、有形固定資産減価償却率は類似団体と比較し高い水準である。年々増加傾向であり老朽化施設の統廃合などの検討を進めていく必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

例年将来負担比率が0となっており、今後も将来負担比率が0になるように負債の残高への注意はもちろん、社会的要因により歳入が減少することを見越した上で、令和元年より実質公債費比率が減少傾向にあるものの、実質公債費比率の動きに留意しながら負債の管理を行っていく。

施設類型別ストック情報分析表①(2021年度)

道路

橋りょう・トンネル

公営住宅

港湾・漁港

認定こども園・幼稚園・保育所

学校施設

児童館

公民館

施設情報の分析欄

【認定こども園・幼稚園・保育園】について、1人あたりの保有面積は類似団体と比較し多く減価償却率は年々減少しており令和3年度には類似団体の平均を下回る水準となった。北島幼稚園や保育所の老朽化が進んでおり今後も少子高齢化などにより子供の減少も考えられるため、施設の統廃合など検討が必要である。【学校施設】について、減価償却率については類似団体と比較し高い数値であるが、1人あたりの面積については類似団体よりも多い水準である。長寿命化計画などを考慮しながら適切な施設マネジメントを行う。【公民館】について、減価償却率については類似団体と比較し高い水準であり、1人あたりの面積についても少ない状態である。本町には公民館が1つしかなく老朽化も進んでいることが減価償却率が高い水準である要因であると考えらえる。住民一人当たりの面積が類似団体を下回っていることから、施設を削減することは望ましくないと考えられるため施設の維持・更新を含めた管理体制の検討が必要である。

施設類型別ストック情報分析表②(2021年度)

図書館

体育館・プール

福祉施設

市民会館

一般廃棄物処理施設

保健センター・保健所

消防施設

庁舎

施設情報の分析欄

【図書館】について、1人あたりの保有量も多く減価償却率も類似団体よりも低い水準にある。減価償却率の減少の要因としては令和3年度に改修工事を行っているためである。【一般廃棄物処理施設】について、減価償却率は類似団体と比較し高い数値であり、1人あたりの保有量についても少ない数値である。中央排水機場など老朽化の進んでいる施設が多いため、施設の長寿命化計画など検討していく必要がある。【消防施設】について、1人あたりの保有面積は多く、減価償却率は類似団体と比較し低い傾向である。しかし減価償却率については年々増加傾向であり板野東部消防組合消防団第10分団詰所の老朽化が進んでいることが要因であり施設の統廃合などの管理体制を検討する必要がある。【体育館・プール】について、減価償却率は年々増加傾向であり1人あたりの保有量は類似団体と比較し高い水準である。北島町民体育館については老朽化が進んでいるため長寿命化計画などを考慮しながら適切な施設マネジメントを行う。

財務書類に関する情報①(2021年度)

資産合計

負債合計

1.資産・負債の状況

・一般会計等においては、資産総額が前年度から376百万円の増加(+1.2%)となった。資産総額のうち物品を除いた償却資産の割合が40.1%となっており、これらの資産は将来の(維持管理・更新費用の)支出を伴うものであることから、公共施設等総合管理計画に基づき、施設の集約化・複合化を進めるなど公共施設等の適正管理に努める。また、地方債新規発行額が地方債償支出を上回ったことにより、負債総額が前年度から286百万円の増加(+4.2%)となった。・水道事業会計、国民健康保険特別会計等を加えた全体では、資産総額は前年度から638百万円増加(+1.6%)し、負債総額は前年度から303百万円増加(+2.5%)した。資産総額は水道事業会計の資産を計上していることなどにより、一般会計等より9,958百万円多くなり、負債総額も5,143百万円多くなっている・一部事務組合、土地開発公社等を加えた連結では、資産総額は前年度末から532百万円増加(+1.3%)し、負債総額は前年度末から332百万円増加(+2.5%)した。資産総額は一部事務組合等に係る資産を計上したことなどにより、一般会計等に比べて12,023百万円多くなり、負債総額も一部事務組合等の借入金額があることから、6,445百万円多くなっている。

純経常行政コスト

純行政コスト

2.行政コストの状況

・一般会計等においては、経常費用は8,379百万円となり、前年度比1,521百万円の減少(△18.2%)となった。その内、経常費用に占める社会保障給付の費用は1,300百万円(15.5%)となっている。高齢者人口の増加に伴い該当支出は今後も増加が見込まれることから、引き続きその他の経費の縮減に努める。・全体では、一般会計等に比べ、水道料金などを使用料及び手数料に計上しているため、経常収益が501百万円多くなっている一方、国民健康保険料や介護保険の負担金を補助金等に計上しているため、移転費用が3,163百万円多くなり、純行政コストは3,335百万円多くなっている。・連結では、一般会計等に比べて、連結対象一部事務組合等の事業収益を計上し、経常収益が3,190百万円多くなっている一方、人件費や物件費をはじめとした経常費用も9,122百万円多くなり、純行政コストは一般会計等と比べて5,920百万円多くなっている。

本年度差額

本年度末純資産残高

本年度純資産変動額

3.純資産変動の状況

・一般会計等においては、税収等や補助金収入といった財源(8,235百万円)が純行政コスト(8,142百万円)を上回ったことから、本年度差額は93百万円となり、純資産残高は90百万円の増加となった。今後も地方税の徴収業務の強化等により税収等の増加に努める。・全体では、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計等の国民健康保険税や介護保険料が税収等に含まれることから、一般会計等と比べて税収等が1,508百万円多くなっており、本年度差額は338百万円で、純資産残高は335百万円の増加となった。・連結では、一部事務組合等の補助金等が財源に含まれることから、一般会計等と比べて財源が6,088百万円多くなっており、本年度差額は261百万円となり、純資産残高は200百万円の増加となった。

業務活動収支

投資活動収支

財務活動収支

4.資金収支の状況

・一般会計等においては、業務活動収支は813百万円であり、投資活動収支については固定資産の整備や基金の積立等の金額が補助金や基金取崩等の収入を上回ったことから、△986百万円となった。財務活動収支については、地方債の発行額が地方債償還支出を上回ったことから414百万円となっており、本年度資金残高は前年度から241百万円増加し516百万円となった。引き続き、地方債の適正管理に努める。・全体では、国民健康保険税や介護保険料が税収等に含まれること、水道料金等の使用料及び手数料収入があることなどから業務活動収支は一般会計等より389百万円多い1,202百万円となっている。投資活動収支は△1,397百万円、財務活動収支は421百万円となり、本年度末資金残高は前年度から226百万円増加し、1,632百万円となった。・連結では、一部事務組合の収入の一部が業務収入に含まれることから、業務活動収支は一般会計より359百万円多い1,172百万円となっている。投資活動収支は△1,417百万円、財務活動収支は421百万円となり、本年度末資金残高は前年度から132百万円増加し、2,086百万円となった。

財務書類に関する情報②(2021年度)

①住民一人当たり資産額(万円)

②歳入額対資産比率(年)

③有形固定資産減価償却率(%)

1.資産の状況

・住民一人当たり資産額は、類似団体平均を下回っている。しかし、固定資産総額の増加等が要因となり、前年度末に比べて10.7万円増加している。将来の公共施設等の修繕や更新等に係る財政負担を軽減するため、公共施設等総合管理計画に基づき、今後は公共施設等の集約化・複合化を進めるなどにより、施設保有量の適正化に取り組む。・歳入額対資産比率は、類似団体平均をやや下回る結果となった。前年度と比較すると、歳入の減少により歳入額対資産比率は0.73年増加することとなった。有形固定資産減価償却率については、類似団体よりやや高い水準にある。施設の老朽化に伴って、前年度より1.1%増加する結果となった。今後も、老朽化した施設について、点検・診断や計画的な予防保全による長寿命化を進めていくなど、公共施設等の適正管理に努める。

④純資産比率(%)

⑤将来世代負担比率(%)

2.資産と負債の比率

・純資産比率は、類似団体平均を上回っているものの、地方債新規発行額が地方債償支出を上回ったこと等が要因となって、昨年度から0.7%減少した。純資産比率の増加は、将来世代が利用可能な資源が形成されたことを意味する。引き続き、人件費や物件費の削減等による行政コストの削減に努める。・また、将来世代負担比率は、類似団体平均を下回っているものの、昨年度と比べて0.9%増加している。新規に発行する地方債の抑制を行うなど、地方債残高を圧縮し、将来世代の負担の減少に努める。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

3.行政コストの状況

住民一人当たりの行政コストは類似団体平均を下回っており、前年度と比べて6.9万円減少している。今後は、住民へ提供するサービスのバランスを考慮し、コストの削減に努める。

⑦住民一人当たり負債額(万円)

⑧基礎的財政収支(百万円)

4.負債の状況

・住民一人当たりの負債額は類似団体平均を下回っているものの、昨年度から1.0万円増加している。計画的な起債及び償還によって、地方債残高の縮小に努める。・基礎的財政収支は、業務活動収支の黒字分が投資活動収支の赤字分を上回ったため、148百万円となっている。類似団体平均を下回っているが、図書館創世ホール改修工事や北島幼稚園増築をはじめ、公共施設等の必要な整備を行ったためである。

⑨受益者負担比率(%)

5.受益者負担の状況

・受益者負担率は類似団体を下回っている。今後とも、需用費・役務費といった物件費の削減に取組んでいくと同時に、人件費に関しても定員管理等の取組みを通じて削減に努めていく。また、経常費用の中でも減価償却費の割合も無視できないことから(9.3%)、引き続き老朽化した施設の集約化や長寿命化を行うことにより、経常費用の削減に努める。

類似団体【Ⅴ-2】

七飯町 音更町 幕別町 中標津町 おいらせ町 紫波町 矢巾町 大河原町 柴田町 亘理町 利府町 大和町 美里町 茨城町 東海村 阿見町 壬生町 野木町 吉岡町 玉村町 伊奈町 三芳町 毛呂山町 小川町 寄居町 宮代町 杉戸町 松伏町 酒々井町 栄町 瑞穂町 葉山町 寒川町 大磯町 二宮町 湯河原町 津幡町 内灘町 昭和町 富士河口湖町 岐南町 笠松町 函南町 清水町 長泉町 東郷町 扶桑町 大治町 蟹江町 阿久比町 美浜町 精華町 与謝野町 島本町 熊取町 猪名川町 播磨町 太子町 三郷町 斑鳩町 田原本町 上牧町 王寺町 広陵町 白浜町 府中町 海田町 熊野町 石井町 北島町 藍住町 三木町 綾川町 松前町 砥部町 いの町 宇美町 篠栗町 志免町 須恵町 新宮町 粕屋町 水巻町 岡垣町 筑前町 福智町 みやき町 長与町 時津町 菊陽町 益城町 日出町 三股町 読谷村 北谷町 中城村 西原町 南風原町 八重瀬町