茅野市:公共下水道

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2019年度)

経営の健全性・効率性について

■経常収支比率について全国平均、類似団体平均と比較しても大きく上回っており健全な経営状態と考えます。また当市の過去とも比較しても横ばいとなっていることからも順調であると考えられますが、他市町村の課題と同様に今後、人口の減少や節水型社会による使用料収入の減少は大きな課題となっています。令和元年度決算でも前年比97.1%と微減になっており、それに対しては委託料等の維持管理費を抑えることにより補てんすることができました。しかし、今後も使用料収入が同程度、減少していくと推測されるため対策として、継続的な維持管理費の削減と使用料の見直しを進めていくとともに使用料以外の収入も検討していきたいと思います。■流動比率について令和元年度は例年よりも減少幅が大きいですが、それは雨水排水施設の整備を急務で行っている影響で、費用が一時的に増えたことが原因です。通常であれば企業債償還金は順調に減少しているため、前年と同程度の数値になったと思います。■水洗化率について全国平均、類似団体平均と比較しても共に上回っており、100%になるように水洗化の促進に努めていきます。

老朽化の状況について

■有形固定資産減価償却率について当市の公共下水道は昭和49年度に整備を始め、当初に整備した下水道管渠は布設から40年以上経過しています。令和元年度は全国平均は下回っているものの年々、数値は上昇してきており、課題になっています。今後は下水道施設の延命化を図るとともにどの施設から優先的に改築更新を行わなければいけないかを見極めながら計画的に設備投資をしていきたいと思います。

全体総括

令和元年度の動きとして年度末に蓼科地区の一部が供用開始となりました。また、昨今の台風等による浸水被害に対応するため、雨水排水施設の整備を急務で行っています。これらの投資により流動比率が一時的に下がっていますが、長期的には経営状況の健全性においては安定しています。施設については数値的には全ての項目で全国平均よりも下回っていますが施設の老朽化は年々、進んでいます。今後は使用料体系の検討、維持管理費の軽減及びストックマネジメント等による適切な管渠の改築更新を行い、長期的視野にたった健全な事業運営を行っていきます。

類似団体【Bd1】

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