事業・施設概要
| 都道府県 | 山形県 | 経営主体 | 天童市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Bd1 |
| 行政区域内人口 | 59,892人 | 現在処理区域内人口 | 46,904人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 45,532人 | 現在処理区域面積 | 1,533ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 355km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
本市公共下水道事業では、経常収支比率(①)及び経費回収率(⑤)が100%を超えており、汚水処理費用が収益で賄えているが、今後の更新投資を考慮すると、やや余力がない状況と言える。前年度には単年度限りの引当金計上があり、令和6年度はその様な支出が無かったため、比率が改善している。汚水処理原価(⑥)についても、同様の理由から前年度と比較して改善している。短期的な債務に対する支払能力を表す流動比率(③)は、起債総額の減少に伴う償還金の減少等により、比率は改善傾向を維持しており、令和4年度からは100%を上回っている。使用料収入に対する企業債残高の割合を表す企業債残高対事業規模比率(④)においても、起債総額の減少に伴い類似団体と比較しても低い値になっており、今後もこの傾向が続く見込みである。水洗化率(⑧)は前年度と比べ若干減少した。引き続き100%を目指して普及促進に取り組んでいく。経営効率化と起債総額の抑制に取り組んできたことで経営指標は改善傾向にある。今後は老朽管更新投資の財源確保が必要となるため、引き続き費用削減に取り組むほか、使用料の定期的な見直しを検討する必要がある。
老朽化の状況について
本市では平成24年から地方公営企業法を適用した経過がある。事業開始後50年が経過し、今年度より法定耐用年数を超過した管渠が現れ始めた。今後はさらに老朽化資産が発生することが見込まれ、損傷状態に応じた、管渠の改築を実施していく必要がある。現状は新規管渠の布設がほぼ完了した状態であり、今後さらに発生する老朽管の更新時期を平準化するため、計画的に老朽化対策に取り組んでいく。今後も値の上昇が見込まれるが、必要に応じて管更生を実施していく。
全体総括
本市公共下水道事業では、新規管渠の整備をほぼ完了した状況である。また、昭和45年に事業に着手し、昭和49年から供用開始をしているため、管渠の法定耐用年数である50年を超過した資産が今年度より発生し始めた状況である。これから毎年耐用年数を超える管渠が現れ始めることから、老朽管の計画的な更新の取り組みを強化していく。本市では令和4年に経営状況と資産管理を一体的に考えた経営戦略の見直しを行った。現状では比較的安定した経営を行えているが、更生工事の財源を確保し、持続可能な経営を目指して事業運営を実施していく。
経営状況
収支構造
総額11.3億円
総額11.4億円