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経常収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価水洗化率 |
経営の健全性・効率性について■経常収支比率について全国平均、類似団体平均と比較しても大きく上回っており健全な経営状態と考えていますが、前年度比からすると減少しております。その要因として支出面で管渠費や企業債利息の費用を削減させることができましたが、その分減価償却費や流域下水道維持管理負担金が増加となっており、全体では費用増となったことが挙げられます。収入面では公共下水道単体だけでみると増加となりましたが、一番の収入源である使用料収入は今後、人口減に伴い減少していくことが予想されます。そのため維持管理費の削減と使用料の見直しを検討していきます。■流動比率について令和4年度は前年比で増加しました。今後は起債の償還が進むことでこの比率は増加していくことが予想されますが、その増加した流動資産を有効的な資産投資に結び付けられるよう、ストックマネジメント計画などで検討・実施をしていきたいと考えています。■水洗化率について全国平均、類似団体平均と比較しても共に上回っており、100%になるように水洗化の促進に努めていきます。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について■有形固定資産減価償却率について当市の公共下水道は昭和49年度に整備を始め、当初に整備した下水道管渠は布設から40年以上経過しています。令和4年度は類似団体の平均値を上回っており、課題になっています。今後の下水道施設の修繕・改築については、長期的な視点で下水道施設全体の中でリスク評価による優先順位等を定めたストックマネジメントの考え方を実行することで、ライフサイクルコストの最小化を図る必要があります。 |
全体総括昨今の台風等による浸水被害に対応するための雨水排水施設は急務だった箇所については完成しましたが、まだ市内には潜在的に問題を抱えている箇所はあり、計画を立てて進めていきたいと思います。施設については新規事業が落ち着いたことで老朽化の対策に投資をすることができます。浸水対策については適切な事業計画を立て、その計画に沿った形で進めていきたいと考えています。今後も使用料体系の検討、維持管理費の軽減及びストックマネジメント等による適切な管渠の改築更新を行い、長期的視野にたった健全な事業運営を行っていきます。 |
出典:
経営比較分析表
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