事業・施設概要
| 都道府県 | 石川県 | 経営主体 | 能美市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Bd1 |
| 行政区域内人口 | 49,492人 | 現在処理区域内人口 | 47,601人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 44,404人 | 現在処理区域面積 | 1,548ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,800m³/日 | 下水管布設延長 | 327km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率は、黒字を示す100%を下回っており、現時点では累積欠損金は生じていないものの、将来的な収支の悪化が懸念されます。このため、コストの抑制や収益確保に向けた取組を進めていくことが重要です。また、流動比率についても依然として100%を下回っており、類似団体と比較しても低い水準にあります。今後は、計画的な資金管理や支出の平準化を図り、財務の安定性の向上に努めていく必要があります。さらに、企業債残高対事業規模比率は類似団体を大きく上回っています。これは、下水道整備を積極的に進め、市内全域で整備がほぼ完了していることによるものです。今後は、経営状況に応じた適正な投資規模とするとともに、計画的な企業債の発行に努める必要があります。加えて、経費回収率も依然として100%を下回っており、一般会計からの繰入金に依存している状況にあります。このため、引き続き経営の効率化と収支構造の改善に取り組んでいく必要があります。なお、水洗化率については、類似団体と比較しても高い水準を維持しています。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は年々増加しており、今後も施設の老朽化が進行することが見込まれます。このため、今後は適正な年間投資額を設定するとともに、投資の平準化を図りながら、計画的な更新を進めていきます。
全体総括
全体として、現時点では大きな財政上の問題は生じていないものの、収支や財政構造の面では中長期的な視点が求められる状況にあります。これまで下水道整備を積極的に進めてきたことにより、事業規模に対する負担水準が高くなっていることから、今後は将来負担を意識した投資の在り方が重要となります。また、事業運営に係る費用が使用料水準を上回る状況が続いていることや、施設の老朽化が進行していることを踏まえ、投資の平準化を図りつつ、効率的かつ計画的な更新を進めていく必要があります。一方で、普及状況は一定の水準を確保していることから、今後は既存資産を活かした持続的な事業運営が求められます。
経営状況
収支構造
総額18.5億円
総額17.9億円