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滞納整理の強化(差押え等の滞納処分及び滞納整理機構への移管)等により、類似団体平均をやや上回っているものの、基幹産業である漁業の低迷及び人口の減少等により低下傾向である。今後は、さらなる税の徴収強化等による歳入の確保に努める。
給与の独自削減を平成17年度から継続して行ってきたが、平成22年度から徐々に緩和し、平成23年度は前年度から5%回復(8%→3%)した為、人件費が増加したほか、子ども手当が制度改正により増額となったことから、類似団体平均を上回った。今後は、給料表の見直しを検討するほか、自主財源である町税の徴収強化を図る。
新規事業の緊急雇用創出推進事業、デイサービス利用者宿泊ニーズ調査事業を行ったほか、ヒグマ対策の為の電気柵設置業務を行ったため、物件費が増加した。また、人件費では、給与の独自削減の緩和(8%→3%)により、増額となった。類似団体平均に比べ高くなっているのは、主に物件費が要因しており、ごみ処理業務において当町での償却ができないため、他町への運搬委託料が大きいためである。今後は、ごみの削減等の経費削減に努めるほか、給料表の見直しを検討する。
給与独自削減を平成23年度に5%(8%→3%)、平成24年度に3%(3%→0%)回復させたため、指数が上昇した。平成25年度からは、3%の削減を行うほか、給料表の見直しを検討するなど、給与の適正化に努める。
新規採用職員の抑制を行い、職員数は減少してきているが、それ以上に人口の減少が大きく数値が上昇しており、類似団体平均を上回っている。人口は減少傾向であるが、事務量は増加傾向であり、人員の削減は厳しい状況であるが、今後も適正な人員管理に努める。
過去からの起債抑制により、数値が改善されてきているが、類似団体平均を上回った。今後は、過疎債等有利な起債を選択していくなど、引き続き水準を抑えていく。
過去からの起債抑制により、起債残高は減少しているが、類似団体より普通交付税が少なく、標準財政規模が小さいため、将来負担比率が類似団体より大きくなっている。今後においても起債抑制に努めるほか、平成22年度から過疎法適用団体となったため、過疎債を有効に使用するなど、財政の健全化を図る。
平成17年度から職員の給与カット(平成17は5%、平成18~平成21は10%、平成22は8%、平成23は3%)を行っており、人件費の抑制に努めているが、類似団体平均を上回っているのは、普通交付税が類似団体より少ないことにより、経常一般財源が少ないためである。今後は、税の徴収強化等の自主財源確保に努める。
新規事業の緊急雇用創出推進事業、デイサービス利用者宿泊ニーズ調査事業を行ったほか、ヒグマ対策の為の電気柵設置業務を行ったため、物件費が増加した。類似団体平均に比べ高くなっているのは、主に物件費が要因しており、ごみ処理業務において当町での償却ができないため、他町への運搬委託料が大きいためである。今後は、ごみの削減等の経費削減に努める。
前年度より数値が上昇したのは、民設による特別養護老人施設建設に伴う負担金によるものである。補助費等のうち、7割以上が一部事務組合への負担金が占めており、なかでも類似団体に比べ清掃費関係の支出が大きい。清掃費関係の負担金は、ごみ処理等の実績によって変動するため、ごみの削減等経費圧縮に努める。
診療所建設に伴い、診療所会計への繰出金が増額したことにより、数値が上昇した。平成24年度においても診療所建設に伴い繰出す予定となっている。類似団体平均を上回っているため、今後は、経費節減を図る。
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