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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価水洗化率 |
経営の健全性・効率性について美唄市の公共下水道は令和5年度から公営企業法を適用しています。①経常収支比率について130%となっているが、これは一般会計補助金や長期前受金戻入など営業外収益による所が多く、②欠損金は生じていないものの、④企業債残高対事業規模比率の示す通り、類似団体の2倍以上と企業債の負担が重く、そのため③の流動比率を下げてます。⑤経費回収率が134%と経費を料金で回収出来ている状態であり、⑥汚水処理原価も類似団体平均より低くなっておりますが、今後一般会計との負担区分の見直しが生じる可能性があります。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について美唄市の公共下水道は、平成元年に供用開始がされた以降も管渠整備を進めてまいりました。平成23年度には整備地区がありませんでしたが、平成24年度からは再び整備を開始し、現在も継続中です。下水道管渠の標準的な耐用年数は40~50年と規定されており、このことから美唄市の下水道管渠は耐用年数まで到達していない状況ですが、令和2年度から老朽化対策としてストックマネジメント計画を策定し、この計画に基づき施設調査・点検・修繕を図りながら、維持管理に努めてまいります。 |
全体総括法適用1年目の美唄市の公共下水道は、良好な経営状況に見えますが、これは法適用に伴う一般会計との負担区分の話合いの結果、手厚く繰出基準が算定されたためであります。平成元年に供用開始がされて以降、生活様式の変化や人口減少により収益率の減少、原価率の高騰が見られ、今後は原価率・収益率の適正な水準を検討する必要があります。このことから、引き続き経費削減に努めるとともに、適正な料金の見直しなどを行ってまいります。 |
出典:
経営比較分析表
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