伊万里市:農業集落排水
団体
41:佐賀県
>>>
伊万里市:農業集落排水
地方公営企業の一覧
末端給水事業
公共下水道
農業集落排水
個別排水処理
工業用水道事業
収録データの年度
2023年度
2022年度
2021年度
2020年度
2019年度
2018年度
2017年度
2016年度
2015年度
2014年度
経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
本市の農業集落排水事業は、令和元年度に公営企業法を全部適用し、今回が初めての決算となった。今年度は赤字決算となったが、経常収支比率が90.0644る。主な要因として企業債残高対事業規模比率が全国平均の約4倍となっており、企業債に係る支払利息が多額になっていることが考えられる。そのほか、施設利用率が類似団体の平均に達していないことが経営を圧迫している。このため、水洗化率の向上を図るとともに、料金単価の見直しを検討するなど料金収入の確保に努めていく必要がある。
老朽化の状況について
供用開始から15年以上が経過し、老朽化が進んでいる施設もある。そのため、施設の最適整備構想にて機能強化を行い、施設の長寿命化を図っている。
全体総括
使用料収入に対し、地方債償還金が大幅に上回るなど経営経費の削減だけでは改善できない状況となっている。さらに、地区自体の過疎化が進んでおり、今後使用料の大幅な増加が見込めない状況のなか、老朽化による更新経費の増大や人口減少による収入減など今後の経営を考える上で困難な状況が予想される。そのため、さらなる維持管理費等の経常費用の削減に努めるとともに料金単価の見直しを検討するなど経営の健全化に努めていく必要がある。