小竹町:農業集落排水
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経営比較分析表(2023年度)
経営の健全性・効率性について
①「経常収支比率」は、100%以上であり、単年度収支が黒字であることを示している。法適用前過去5年度の「収益的収支比率」も100%に近い数値を示しており、概ね良好と思われる。③「流動比率」は、100%以上を示しており、概ね良好と思われるが、現金等の流動資産の動向を注視する必要がある。④「企業債残高対事業規模比率」は、平成10年度までの建設の起債が近年償還完了しており、起債残高が減少している。類似団体と比較して低い数値となっているが、令和2年度から施設の改修事業に着手しており起債残高の増加が見込まれる。⑤「経費回収率」は、近年増加しており、類似団体と比較しても高い数値を示している。今後も更なる経費削減を図る。⑥「汚水処理原価」は、類似団体よりも高い数値を示している。これは、集落内の人口が少ないためだと推測される。しかし本町の料金体系は、世帯割・人員割の定額制となっており、経営に及ぼす影響は低いと考えられる。⑦「施設利用率」は、類似団体より高い数値となっているが、近年大きな変化はない。⑧「水洗化率」は、類似団体と比較して低い数値となっている。今後も未接続世帯の水洗化に努める必要がある。
老朽化の状況について
機能診断調査の結果、令和2年度から施設の改修事業を行っており、改修には多大な費用が必要となる。その費用は、補助金と起債を充てることになるため、今後起債の償還が経営に影響を及ぼすことが懸念される。
全体総括
類似団体と同等かそれ以上の経営ができていると認識している。令和2年度からの改修事業により、起債残高の増加が見込まれ、経営への影響が心配される。水洗化率の向上や経費削減などに努め、健全な経営を行っていく。
地方財政ダッシュボードについて
本ウェブサイトは、地方公共団体の財政に関するオープンデータのうち再利用困難なものを収集・整理し、
日本の経済学・財政学・情報技術の発展をめざして公表する場です。またオープンサイエンスの意味合いも含みます。
原典は、以下の資料です。参照先として(澁谷英樹「地方財政ダッシュボード」、(https://shibutani.org)
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