末端給水事業
国保東庄病院
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地域において担っている役割町内唯一の病院として、一般病棟入院、介護療養病棟での介護入所、通所リハビリ、訪問リハビリ、訪問診療等を幅広く実施し、地域に密着した病院として重要な役割を果たしている。また、救急告示病院として、24時間体制で救急患者の受入れを行っている。敷地内に併設する町保健福祉総合センターと協働し、医療・保健・福祉・介護の連携を図り、地域に必要な医療・介護サービスの提供に努めるとともに、町民の健康を守るため予防医療にも注力し、人間ドックや予防接種等を推進している。 |
経常収支比率医業収支比率修正医業収支比率累積欠損金比率病床利用率入院患者１人１日当たり収益外来患者１人１日当たり収益職員給与費対医業収益比率材料費対医業収益比率 |
経営の健全性・効率性について経常収支比率については、類似病院平均値を上回っており、100％を達成している。医業収支比率は減少傾向だが平均を上回る状況を保っている。病床利用率の低迷は、医師不足に加え新型コロナウイルス感染症と地域の人口減少の影響によるものと考えられる。収益に関しては、入院患者１人１日当たり収益が内科入院のみのため低く、外来患者１人１日当たり収益と材料費対医業収益比率は院内処方のため平均より高くなっている。職員給与費対医業収益比率は、職員確保努力と適正な人員配置により安定している。 |
有形固定資産減価償却率器械備品減価償却率１床当たり有形固定資産 |
老朽化の状況について病院建物が建築から25年以上を経過し、有形固定資産減価償却率及び器械備品減価償却率が類似病院平均値より高く、老朽化と経年劣化が進んでいる。公立病院経営強化プランにより計画的な更新を行っていく。 |
全体総括類似病院と比較すると、経営の健全性は保っているといえる。しかし、医師確保は引き続き困難な状況であり、地域人口の減少による患者数の減少や新型コロナウイルスの影響による減収、更には物価高騰、施設の老朽化や機器の更新による支出増が見込まれ、経営は厳しさを増している。公立病院経営強化プランにより、地域に必要な医療の安定供給に努めていく。 |
出典：
経営比較分析表
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