施設及び業務概要等
| 基本情報 | |||
|---|---|---|---|
| 都道府県 | 熊本県 | 経営主体 | 山都町 |
| 病院名 | 山都町包括医療センターそよう病院 | 法適用区分 | 当然財務 |
| 業種名・事業名 | 病院事業 | 病院区分 一般病院、結核病院、精神科病院の別です。 | 一般病院 |
類似区分 一般病院のみ病床数により区分します。結核病院と精神科病院は、病院区分と同じ値が入力されます。 | 50床以上100床未満 | 管理者の情報 管理者を設置している場合に、当該管理者の職歴を記載する項目です。 | 管理者非設置 |
経営形態 直営又は指定管理者制度導入の別です。 | 診療科数 標榜している診療科目数です。 | 15科 | |
DPC対象病院 診断群分類別包括評価制度(Diagnosis Procedure Combination)の対象であるかを示します。総務省「経営比較分析表の基本情報」では「DPC対象の有無」と定義されています。 | 特殊診療機能 総務省様式で、実施している項目を示します。 | 人間ドック、人工透析、運動機能訓練室 | |
指定病院の状況 総務省様式で、指定されている項目を示します。 | 救急告示病院、臨床研修病院、へき地医療拠点病院、病院群輪番制病院 | 人口 当該地方公共団体の当該年度中1月1日現在の住民基本台帳人口です。 | |
| 施設概要 | |||
建物面積 病院施設の延面積です。 | 4,480m² | 不採算地区病院 不採算地区病院該当の有無です。 | 第2種該当 |
不採算地区中核病院 不採算地区中核病院該当の有無です。 | 非該当 | 看護配置 病棟単位で届け出られている入院基本料の施設基準に係る看護配置です。経過措置により新たな届出を要しないものを含みます。 | 10:1 |
許可病床(一般) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、一般病床です。 | 57床 | 許可病床(療養) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、療養病床です。 | 0床 |
許可病床(結核) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、結核病床です。 | 0床 | 許可病床(精神) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、精神病床です。 | 0床 |
許可病床(感染症) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数のうち、感染症病床です。 | 0床 | 許可病床(合計) 医療法第27条の規定による3月31日現在の使用許可病床数の合計です。 | 57床 |
最大使用病床(一般) 病床機能報告制度で報告した最大使用病床数と同じ考え方で計算した、当該年度における一般病床の最大使用病床数です。 | 52床 | 最大使用病床(療養) 病床機能報告制度で報告した最大使用病床数と同じ考え方で計算した、当該年度における療養病床の最大使用病床数です。 | 0床 |
最大使用病床(施設全体) 病床機能報告制度で報告した最大使用病床数と同じ考え方で計算した、当該年度における施設全体の最大使用病床数です。 | 52床 | ||
| 業務概要 | |||
| 入院診療日数 | 365日 | 年延入院患者数 毎日24時現在の在院患者数と、当日の退院患者数を加えた人数の年度合計です。 | 15,059人 |
| 外来診療日数 | 243日 | 年延外来患者数 | 34,134人 |
| 職員数 | 72人 | ||
注:施設・病床・患者数・指定状況は、e-Stat「地方公営企業決算状況調査」の病院別データを基本とした。項目構成と用語の定義は、総務省「経営比較分析表の基本情報」及び「経営指標の概要(病院事業)」に準拠している。点線の下線がある用語を選択すると定義を表示する。
地域において担っている役割
上益城郡内唯一の救急告示病院、自治体病院、へき地医療拠点病院として、急性期医療のみならず、へき地医療(3か所の無床へき地診療所運営)、在宅医療(在宅看取りを含む)、透析治療、歯科診療、訪問看護、地域包括ケアをはじめとする保健事業に取り組み、高齢化率県内1位の山都町における地域医療を担う町立病院としての役割を果たし、山都町のみならず、阿蘇郡の一部、宮崎県の一部を含む広範な近隣地域の医療を担っている。また、交通弱者が急増する地域における新たな医療ツールとして町が導入した「医療MaaS事業」の協力医療機関として、看護師と医療機器を搭載した車両で無医地区に出向くオンライン診療の構築に貢献し、継続して実施している。あわせて、閉院や縮小が相次ぐ町内医療機関が担ってきた医療及び保健事業を後継するとともに、自然災害に備えた対応強化に努めるなど、医療資源の限られた山間へき地において、自治体病院が果たすべき役割を担っている。
経営の健全性・効率性について
医業収支比率は平均値を上回り、おおむね横ばいで推移している。一方、新型コロナウイルス感染症関連補助金の減少により、経常収支比率は100%を下回った。病床利用率については、感染症確保病床の一般病床への移行により、近年は回復傾向が見られる。入院患者1人1日当たり収益は、長期入院患者の増加により、診療報酬算定が療養病棟入院基本料に基づく包括評価へ移行したことから低下している。外来患者1人1日当たり収益は、新たな施設基準の取得や救急対応初診患者の増加により増加しているものの、患者数及び外来収益は減少傾向にある。職員給与費対医業収益比率は平均値を下回っているが、非常勤医師への報酬や派遣職員に係る委託料は増加しており、実質的な人件費は増加傾向にある。医師及び医療技術職の確保が不可欠であることから、人件費構造上、一定の負担が生じている。材料費対医業収益比率は、薬品及び診療材料の効率的な調達・管理により、平均値未満となっている。
医業費用及び医業外費用に対する、医業収益及び医業外収益の割合で、通常の病院活動による収益状況を示します。算出式は「経常収益 ÷ 経常費用 × 100」です。
類似団体内順位69位/ 186団体
病院の本業である医業活動から生じる医業費用に対する医業収益の割合です。公営企業の算出式は「医業収益 ÷ 医業費用 × 100」です。
類似団体内順位17位/ 186団体
医業費用に対する修正医業収益の割合です。公営企業の算出式は「(入院収益+外来収益+他会計負担金を除くその他医業収益)÷ 医業費用 × 100」です。
類似団体内順位30位/ 186団体
病院施設が有効に活用されているかを判断する指標です。算出式は「年延入院患者数 ÷ 年延病床数 × 100」です。
類似団体内順位63位/ 186団体
入院患者への診療及び療養に係る収益について、入院患者1人1日当たりの平均単価を示します。算出式は「入院収益 ÷ 年延入院患者数 × 1,000」です。
類似団体内順位116位/ 185団体
外来患者への診療及び療養に係る収益について、外来患者1人1日当たりの平均単価を示します。算出式は「外来収益 ÷ 年延外来患者数 × 1,000」です。
類似団体内順位47位/ 186団体
医業収益の中で職員給与費が占める割合です。算出式は「職員給与費 ÷ 医業収益(営業収益)× 100」です。
類似団体内順位11位/ 186団体
医業収益の中で材料費が占める割合です。算出式は「材料費 ÷ 医業収益(営業収益)× 100」です。
類似団体内順位74位/ 186団体
医業収益に対する累積欠損金の状況を示します。公営企業の算出式は「累積欠損金(当年度未処理欠損金)÷ 事業の規模(医業収益)× 100」です。
類似団体内順位1位/ 186団体
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は、前年に続き上昇傾向にある。旧病院施設(未除却)については令和7年度に解体を実施中であり、現病院及び職員住宅等については,計画的な長寿命化及び設備更新が必要な状況である。現在地への新築移転(平成24年11月)から13年が経過し、新築時に導入した高額医療機器(透析機器、MRI,CT等)が耐用年数を超えている。厳しい経営状況を踏まえ、更新を抑制してきたことから、器械備品減価償却率は平均値を上回り、上昇傾向にある。また、空調設備等の老朽化に伴う修繕が増加しており、医業費用経費の支出増加要因となっている。1床当たり有形固定資産は、旧病院が耐用年数を超えていること等から、類似病院と比較して低い水準となっている。今後も、医療の質の向上、適正な収支のバランスを図りつつ、効率的な設備投資を行っていく。
償却対象となる有形固定資産の減価償却がどの程度進んでいるかを示し、資産の老朽化度合いを表します。算出式は「有形固定資産減価償却累計額 ÷ 償却対象資産の帳簿価格 × 100」です。
類似団体内順位79位/ 186団体
有形固定資産のうち医療器械備品の減価償却がどの程度進んでいるかを示し、資産の老朽化度合いを表します。算出式は「器械備品減価償却累計額 ÷ 器械備品の帳簿原価 × 100」です。
類似団体内順位184位/ 186団体
1床当たりの有形固定資産の保有状況を示します。算出式は「償却対象となる有形固定資産の帳簿原価 ÷ 年度末病床数(合計)× 1,000」です。
類似団体内順位93位/ 186団体
全体総括
新型コロナウイルス感染症5類移行後の入院収益増加により、医業収益比率は平均を上回っているが、外来患者数及び外来収益は減少傾向にあり、アフターコロナにおける大幅な減収を防ぐため外来患者の増加が課題である。今後は、旧病院の解体、現病院の設備、医療機器、電子カルテの更新・修繕などの経費が増大する見込であり、令和6年3月に策定の「公立病院経営強化プラン」に基づき、安定した経営を基盤とした持続可能な地域医療提供体制の確立を目指す。あわせて、厳しい経営環境が続く中においても、民間病院等で対応が困難な患者の最終的な受け皿、災害時における地域の拠点、救急医療体制の維持継続など自治体病院としての役割を果たすことにより、地域医療のセーフティネット機能としての役割を果たし、山間へき地に暮らす地域住民の安心を支える医療の提供を維持するため、引き続き効率的な運営と経営基盤の安定化に努めていく必要がある。
経営状況
収支構造
総務省「病院事業決算概況」の損益計算書に基づき、総収益を医業収益、医業外収益、特別利益に分け、入院・外来収益、他会計負担金、補助金、長期前受金戻入などの内訳を示しています。
総額10.3億円
収益区分ごとに、横幅を類似病院の平均構成比、高さを当該病院と類似病院平均との差(ポイント)として描くスカイライン図です。0より上は平均を上回り、下は平均を下回ります。
総務省「病院事業決算概況」の損益計算書と「費用構成表」に基づき、職員給与費、薬品費、その他医療材料費、減価償却費、光熱水費、修繕費、委託料、支払利息などの内訳を示しています。
総額10.6億円
費用区分ごとに、横幅を類似病院の平均構成比、高さを当該病院と類似病院平均との差(ポイント)として描くスカイライン図です。0より上は平均を上回り、下は平均を下回ります。
医業損益、医業外損益、経常損益、特別損益、純損益の関係です。各損益は収益から対応する費用を差し引き、利益を正、損失を負で示します。
注記:類似病院平均は同年度・同一類似区分の有効データによる独自集計。
利用状況
職員配置・給与の状況
100床当たり常勤職員数
平均給与月額
注記:用いた表:e-Stat「地方公営企業決算状況調査」表25・66(職種別給与)、表27・67(経営分析)。