島根県吉賀町:よしか病院の経営状況(最新・2024年度)
島根県吉賀町が所管する病院事業「よしか病院」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
地域において担っている役割
当院は、町内唯一の民間病院の閉院を受け、地域医療の灯を消さないため、令和6年3月に公設民営(指定管理者制度)により運営を開始した。益田医療圏における高度急性期病院の後方支援病院の役割を持ち、回復期を中心とした病床機能を担っている。指定管理者により運営するが、院内に町医療対策課が設置されており、行政との密な連携を行っている。外来は毎日開設する「総合診療科」を中心に、中山間地域で需要の高い整形外科等の診療科を定期開設している。合わせて、歯科口腔外科についても毎日開設している。また、訪問診療等により在宅療養の支援を行い、地域の医療を支えている。なお、令和6年度は開設後初めて1年間の運営(令和5年度は1箇月)となり、指標によっては年度の変動が大きくなっている。
経営の健全性・効率性について
令和6年度は初めての年間運営になり、前年度から経営指標は大きく変動している。一般会計からの不採算地区病院に対する繰入金等により、経常収支比率は100%を超えている。医業収支比率も、医業収益の確保が進み、類似病院平均値に近い結果となっている。病床利用率は、令和5年度開院時は約50%(22人/50床)であったものが、徐々に調整し、令和6年度は73%となった。入院患者1人1日当たり収益、外来患者1人1日当たり収益は、類似病院と概ね同程度に至っているが、さらなる改善に向けて対応を進めている。職員給与費対医業収益比率は、前年度に比べ収支が安定したことで類似病院と同程度となった。一方で、材料費対医業収益比率は類似病院に比べ低く抑えられている。
老朽化の状況について
以前の施設所有・運営法人より、固定資産の譲渡を受けて管理・運営を開始したが、取得時の資産簿価が低額であるため1床当たり有形固定資産は低くなっている。なお、固定資産取得から間がないため、減価償却率は低くなっている。特に建物については、上記の理由により減価償却率は低いものの、建築後40年以上経過し老朽化が顕著であるため、施設の建替えに向けた対応が必要となっている。
全体総括
令和6年3月に開院して間もない病院であり、医療提供体制の安定化を図ると同時に、適正な運営に向け改善努力を続けている。今後も、より適正な入院機能の実現に向けた取り組みを進め、病床利用率や医業収支の改善を図る。また、当病院で課題となっている医師や看護師をはじめとする医療従事者の確保を進めることで安定的な経営につなげていくとともに、在宅医療の充実や巡回診療の実施等により地域医療を支えていく。一方、施設の老朽化を受け、地域の医療需要や収支への影響も考慮し、適正規模の建替えに向けた取り組みを進める。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
よしか病院の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の吉賀町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。